『のび太の宇宙開拓史』の冒頭では、ジャイアン、スネ夫、のび太たちの遊び場である「空き地」が中学生のグループに占領されていた。この中学生たちは野球をやっており、いつも使っている廣場が工事で使えなくなったので、隣町から来て空き地で野球をしていた。
 
ジャイアン、のび太は空き地が一時的に使えなくなるとすぐに怒るが、あんな空き地はいつでも使える方がおかしい。空き地は子供の遊び場として用意されたものではない。
 
「この絵600万円」と「石器時代のホテル」では「昔は空き地がたくさんあっていい時代だった」「今は空き地が減って子供が遊べない」という価値観が強調されており、藤子・F・不二雄にとって「遊び場=空き地」だったことがわかる、
 
『のび太の宇宙開拓史』では、宇宙船が光速(くわうそく)に近い高速(かうそく)で飛行しながらワープすると故障し、超空間の中で停止してしまうらしい。これを防ぐには宇宙空間で停止するか低速度で飛行してワープするのが安全なのだろう。しかし、宇宙空間で宇宙船が「止まっているか「動いている」か、「速い」か「遅い」か、どう判断するのだろう。
 
のび太が空き地で生活しようとしたことがある。公園では野球も野宿もできないのか。個人が所有している空き地では尚更だ。   
 
神成さんは窓ガラスや盆栽を壊されるたびに子供たちを叱るが、地主(「のび太の日本誕生」に登場)に頼んで空き地を立ち入り禁止にしてもらうようなことはしていないようで、子供に厳しいのか甘いのか短気なのか我慢強いのか不明。
 
「おかし牧場」のび太はお菓子を食べるとお菓子がなくなることで苦悩していた。「バイバイン」のときもこういう話だった。「牧場」の代わりになったのは、のび太たちがいつも遊んでいる空き地だった。
 
所有者不明の土地 解消へ新法 | 2018/1/15(月) - Yahoo!ニュース  @YahooNewsTopics
 
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