主水の職場の変遷
文化・文政
中村主水は文化・文政時代に裏稼業を始めた時は北町奉行所同心(仕置人)、同じく文化・文政時代に鉄と再会した時(新仕置人)は南町奉行所同心。
文政初期~中期は南町(裏か表か、黄金の血)か書庫番と自身番(2007~2009)、文政末期のシーボルト事件の時でも南町(仕事人春雨)。
文化・文政時代
主水は北町奉行所同心(仕置人)。
主水は南町奉行所同心(新仕置人)。
1819
「石川島百軒長屋」の番所(旋風編第7話)
1820(文政3)
主水は南町奉行所同心(裏か表か)。
主水は書庫番に異動(仕事人2007)。
1821(文政4)
主水は自身番勤務(2009)
1826
主水は南町奉行所同心(黄金の血)。
1828(文政11)
主水は南町奉行所同心(春雨)。
小傳馬町牢屋見回り同心だった仕業人時代は文化・文政時代と天保時代の両方の可能性がある。
天保~弘化~嘉永
主水は天保年間に一時的に橋の番所に勤め(風雲竜虎編)、天保の改革の時(仕置屋、仕事人アヘン戦争~江戸警察)と弘化から嘉永までの時は南町同心(主水死す)。
1841(天保12)
北町→南町(仕置屋)
橋の番所(風雲竜虎編、大御所家斉没)
南町(江戸警察)
1842(天保13)~1851(嘉永4)
南町奉行所(アヘン戦争~意外伝~江戸警察~主水死す)
幕末
黒船来航の時になると主水は再び北町奉行所同心(仕留人)、その後、安政の大獄~桜田門外の変の前後でまた南町奉行所同心勤務となっていた。
1853~53
北町奉行所同心(仕留人)
1858~63
南町奉行所(仕留人~下田港~横浜異人屋敷)
〔都の商売人さん (@syoubaininn) / Twitter〕
以前、必殺シリーズに登場する全ての奉行・与力・同心の名鑑を同人誌で作ろうとしてデータを集めたんですが(データは収集済み、同人誌は未刊)、EDテロップに名前(役名)がない主水の同輩や上司は、結構役者さんの名前で呼ばれている事が多いです。
〔午後6:35 · 2017年9月8日·Twitter for Android〕
文政末期、シーボルト事件の時の南町奉行は筒井和泉守で、天保の改革の前後は矢部駿河守→鳥居耀蔵→鳥居失脚後は跡部能登守良弼→遠山金四郎となります。黒船来航時の北町奉行は井戸対馬守覚弘(仕留人・主水の上司)だったようです。
〔ひろし・カーミットさん (@misterhiropon) / Twitter〕
鳥居は『からくり人』では夢屋徳次郎の狙撃を免れ、必殺ワイド『オール江戸警察』で主水に仕置されますが、実在の鳥居は明治六年まで生きていますね。
「黄金の血」では砂浜に建てられた立ち入り禁止の立て札に「丙戌年十一月 南町奉行筒井和泉守」とあり、該当するのは1826年(文政9年)ですが、「仕事人・激突!」の本編で設定された時代は天保以降~幕末の可能性もあり、バラバラですね。
〔午前10:07 · 2021年3月19日〕(日本時間:3月20日午前4:07)
『中村主水の上司だった奉行』 TWEET(壱)
前後一覧
関連語句
参照