ドラえもんの「すでに実現してる道具をあげていこう」トピを見ていると、意外と実現しているものがたくさんΣ(・ω・ノ)ノ! 技術の進歩もさることながら、藤子先生の想像力がすごい!
 
@kyojitsurekishi 映画ドラえもん「のび太のひみつ道具博物館」で「ひみつ道具第1号」が「どこでドア」だったが、これは「糸なし糸電話」「トレーサーバッジ」「無人たんさロケット」などの「実現」を認めないということか。
posted at 22:01:15
 
@kyojitsurekishi #ドラえもんトレーサーバッジ
のび太の住む町には「空き地」の他に「公園」があるが、のび太たちが遊んでいる場所は、ほとんどの場合、空き地であり、建築工事などの材料置き場として空き地が使われると、のび太たちは遊べない。校庭や公園では遊べないのか。
posted at 22:05:06
原作でのび太は安雄とジャイアンの家に行った。アニメではその前にスネ夫の家にも行った。のび太はそこで彼らの母親に傳言(伝言、でんごん)を頼んでよかった。
傳言の内容は「隣町のチームから試合の申し込みがあったので明日午前9時に空き地に集合」だった。これなら親に言ってもよかったし、各人の家に電話して家族に傳えてもよかった。
ジャイアンたちは原作ではいつもの空き地にいたが、アニメでは裏山の「秘密基地」にいた。
原作の夏がアニメでは冬。スネ夫が食べていたのはアイスクリームからタイ焼きになった。
バッジが怪しいと気づいたのは原作ではスネ夫だったがアニメではジャイアンだった。

トレーサーバッジはスマートフォンのGPSと同じ機能を持つが、のび太たちが携帯電話を持っていれば居場所を知らなくても連絡は簡単であろう。
今のスマホは「糸なし糸電話」+「トレーサーバッジ」+…に匹敵する道具のようだ。
のび太、ジャイアンたちにとって空き地も裏山も遊び場だが、社会においてはそうではない。『ドラえもん』における「子供の土地問題、親子の確執」の集大成だった大長編ドラえもん『のび太の日本誕生』では、その大人と子供の認識のずれが明確になっていた。家出したのび太が空き地や裏山に「引っ越し」しても「妨害」が入るのである。

のび太たちは隣町との試合(おそらくジャイアンズの野球)をするため空き地に集合する予定だったが、最後にのび太が隠れた公園や、彼らの通う学校の校庭では野球はできないのか。ジャイアンたちがしょっちゅう空き地で野球をして附近の家のガラス窓を割っている状況であれば、住民が行政に要請して空き地を立入禁止にし、別の箇所に少年野球場でも作ってもらったらいい。今では日本の大人が幼稚になったので保育所も声優学校も抗議を受ける。のび太たちが遊ぶ空き地の所有者や近くに住む頑固親父(途中から神成さんになった)などまだ「優しい」方である。

藤子F氏が描いた原作ではその不自然さが付きまとっていた。

藤子F氏は1933年生まれで、少年時代は終戦前後であり、空き地と道路が子供の遊び場だっただろうが、その感覚で1970年代の小学生の遊び場と集会所を旧態依然とした空き地に設定していた。「トレーサーバッジ」が描かれた42年前の時点で「土管のある空き地」は過去の遺物だった。
 
「ノビタランド」の話(3巻)に登場した帽子の少年は「トレーサーバッジ」の話(9巻)に登場した「安雄」である可能性が高い。
 
原作で◇(菱形【ひしがた】)のバッジをもらった帽子の少年は安雄。
シナ語では「康夫」はKang-fu、「安雄」はAn-xiongになり、發音が違う。
「机器猫」では「トレーサーバッジ」は「跟踪牌」gen-zong-pai。
 
 
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