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@kyojitsurekishi 2006年放送の「石器時代の王さまに」は原作どおりドラえもんが神さまにされたところで終わり。のび太のことばが原始人にはサルの鳴き声に聞こえ、原始人のことばをのび太が聞き取れないことを、記号や説明抜きで、台詞だけで視聴者にわからせるのがアニメの特徴。
posted at 02:07:45
@kyojitsurekishi 2014年版の「石器時代の王さまに」で追加された後日談に賛否両論あるだろうだが、マンモスを単なる「怖い動物」にしなかった結末は評価できる。
posted at 02:10:15
posted at 02:10:15
「石器時代の王さまに」でのび太は「ひょっとしたら(原始人)はゴリラみたいな奴かもしれないがこちらが愛情をもって接すればなついてくれると思う」と言っていた。世間の印象はともかく、ゴリラはおとなしい性格の動物らしい。「新大魔境」でしずかちゃんがゴリラをぶん投げながら謝っていた。
posted at 02:10:37
@kyojitsurekishi 1989年の「のび太の日本誕生」と2014年の「石器時代の王さまに」でドラえもんは石器時代の人間のことばを理解するのにほんやくコンニャクを使っていた(相手に食べさせたか自ら食べていたようだ)。未来人でも太古のあらゆる言語を復元してデータ化するのは至難の業だろう。
posted at 20:16:35
@kyojitsurekishi 2014年のドラえもんの「石器時代の王さまに」でスネルはイヌ2匹をマンモスにけしかけたがイヌは逃走。マンモスは象の一種で草食動物であり、イヌは肉食動物であるが、やはりイヌにとっても象の巨体は恐怖である。
posted at 20:39:31
@kyojitsurekishi 普通、肉食動物は牙が発達し、草食動物は角で防衛するが、象は草食動物でありながら牙が発達した珍しい動物である。象の牙はほとんど防衛用の器官だろう。怪獣ガメラの牙は下顎の奥歯が上に向かって伸びており、柳田理科雄に言わせると威嚇以外に用途が不明らしい。
posted at 01:13:54
「石器時代の王さまに」や「大むかし漂流記」におけるのび太の遭難の原因の一つは、ドラえもんのタイムマシンの出入口(空間にあいた穴)が一箇所に固定されることである。キテレツの航時機のようにどこからでも超空間に入れる方が便利で、「のび太の恐竜」のタイムパトロールの船はそのタイプだった。
posted at 01:20:57
子供の頃見た人類の歴史の本ではアウストラロピテクスは猿人、ピテカントロプスは原人、ネアンデルタール人は旧人で、クロマニヨン人は新人。中国では「猿人」yuan2ren2と「原人」yuan2ren2と区別しないので北京原人は「北京猿人」とも呼ばれる。「のび太の日本誕生」では日本にいた旧人は今の日本人と関係なく、大陸から来た新人が日本人の祖先らしい。
水族館でのサメの共食いがニュースになっている。「石器時代の王さまに」では石器時代の人類も相手のことばを聞き取れないだけで、相手を食料にしようとした。外語、異民族の存在を知らなかった人間同士の流血の歴史を想像させるが、奴隷制度が19世紀まで存続していたことを考えれば、人類は石器時代から果たして進化したと言えるかどうか疑問だ。
『うる星やつら』のレイが牛丼を食うのは共食いだろうか。イカ娘が海の家でイカの料理を出すことになったらどうするだろうか。
2006年の「石器時代の王さまに」ではのび太の部屋のカレンダーが3月のもので、3月1日が水曜。これは2006年3月のそれで、2006年は日曜日から始まる平年。『ドラえもん』の原作が始まった後の時代で日曜日から始まる平年には1978年、1989年、1995年がある。
また、土曜日から始まる閏年の3月1日も水曜日であり、『ドラえもん』が始まった後の時代では1972年と2000年が該当する。
2006年3月の「勉強べやの大なだれ」ではスネ夫がスキーとスノボの板を自慢していた。トリノ五輪の開催された時期なので、納得できる。
アニメのドラえもんを見る人には1970年代に原作または日テレ版の短編を見た世代と1980年代以降に大長編・映画を見て育った世代の2種類がいる。大長編世代は「歴史を変えてはいけない」というルールにこだわり、タイムパトロールがなぜドラえもんとのび太を逮捕しないのかと考えてしまうようだ。
posted at 22:04:50
@kyojitsurekishi 2014年にわさドラで再度リメイクされた「石器時代の王さまに」を見て、この話の初期わさドラ版(2006)でも初期大山版(1979)でもなく、中期大山版の「のび太の日本誕生」(1989)を思い出す人が多かった。
posted at 19:22:31
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関連語句
〔石器時代の王様に[4]〕
石器時代(ものがたりの歴史III)
参照