「正論」11月号56頁第1、第2段落で「はだしのゲン」10巻の事実誤認を批判しているのはいいのだが、同56~57頁で「ゲン」2巻(文庫では1巻352頁)の絵の例を挙げて「残酷な描写が子供にトラウマになる」という批判をしているのは次元が低すぎる。事実であれば残酷な描写だからこそ見せるべきであろう。
posted at 11:32:40
 
@kyojitsurekishi 「正論」11月号63頁、井沢満氏の「はだしのゲン」批判で、「ゲン」の汐文社版10巻173頁にある「あの貧相なつらをした、じいさんの天皇、今上裕仁」という文句をゲンの台詞としているが、これは前後のコマと吹き出しの形から見て光子の台詞である。
posted at 11:39:00
 
『はだしのゲン』について批判している人は漫画を読み慣れておらず、話の流れなどで、個別の台詞が誰の言ったことばか正確に理解できない。また、キャラクターの名前もきちんと確認できていないようだ(下記参照)。
 
@kyojitsurekishi 「正論」11月号58頁の「はだしのゲン」批判の記事で、汐文社版10巻239~240頁にある「少女」「隆太」「ゲン」の会話が引用されているが、この「少女」は「勝子」である。勝子の名前はこの場面の直前の「ゲン」10巻238頁で隆太の台詞に出て来る。
posted at 11:45:41
 
@kyojitsurekishi 「WiLL」11月号277頁、秦郁彦氏の「はだしのゲン」批判で、10巻の隆太を「麻薬漬けや暴力団の下っ端組員に入っていた同級生」としているが麻薬漬けだったのはムスビの方。また隆太が勝子と東京に向かったのはトラックの荷台に隠れたのであり列車ではない。 また、同誌同頁で秦郁彦氏は隆太を「ゲンの同級生」としているが、隆太はゲンより学年が1つ下であり、ゲンと隆太が同じ学校に通っていた描写はない。ゲンと級友が太田教諭の家に集まっていた時、隆太も参加していたくらいだ。
posted at 11:52:06
posted at 11:55:03
 
@kyojitsurekishi 「WiLL」11月号277頁、秦郁彦氏の「はだしのゲン」批判で隆太について「女連れで東京に向かう列車の後ろ姿を見せてくれる」としているが隆太と勝子はトラックの荷台に隠れて逃げたのであり、列車で上京したのはゲンの方。ゲンは女を連れていた様子はない。
posted at 11:57:04
 
@kyojitsurekishi 「WiLL」11月号277頁、秦郁彦氏の「はだしのゲン」批判で、「ゲン」10巻239頁の「永久に刑務所に入らんといけん奴は最高の殺人者天皇じゃ」をゲンの台詞としているが、これは勝子の台詞(秦氏は同誌同頁からゲンの述べた日本軍の蛮行について検証)。
posted at 12:04:15
 

昨年(2013年)、雑誌「WiLL」「正論」で「はだしのゲン」の歴史観を批判していたのはいいのだが、漫画を読み慣れていない人がにわかに「ゲン」を読んで評論を書いたのか、細かいところでゲンと他の人物を混同するなど誤りが見られる。

午後4:38 · 2014年1月4日

 

「はだしのゲン」は41年前の1973年に連載が始まり、おそらく過去20年、30年、「ゲン」が多くの図書館、学校で閲覧できていたはずだ。40年経ってから「子供の目に触れる場所に置くのはいかがなものか」などと抗議した人たちは、今まで何を見ていたのか。

午後4:44 · 2014年1月4日

 

2013年の「正論」11月号で「はだしゲン」単行本2巻、文庫1巻にある絵に対して「残酷な描写が子供にトラウマになる恐れがある」という批判がある。40年近く前の漫画で当時読んだ「子供」はとっくに大人になっているのに、今更こんな批判をしてどうするのか。

午前11:08 · 2014年1月7日

 

この人たちは世間の人々に「ゲン」を読むよう熱心に宣伝しているようだ

産経新聞社発行「正論」平成25年11月号

午後5:46 · 2014年4月24日

 

『正論』と『WiLL』での『はだしのゲン』に対する批判では、ゲンの友人の台詞をゲンの台詞として引用するなど、勘違いか事実誤認が多い。

午後5:52 · 2014年4月24日

 

2014年04月29日(火)
「WiLL」「正論」での「はだしのゲン」批判は勝子や光子の台詞をゲンの台詞にしたり、キャラクターの区別ができていない箇所が見られる。漫画を読み慣れていない人がにわかに「ゲン」を読んだように見える。
posted at 13:20:26
related tweet 
└→『はだしのゲン』における光子の台詞 - teacup.ブログ“AutoPage”
└→2017年終戦記念日 - Yahoo!ブログ
 

色々云いたい事はあるけれど、『はだしのゲン』が学校図書室に置くこと/閉架にすることの問題をメディアで恣意的に取り上げてた感がある。結局、情緒的なまとめで終わったような気もするが、もっと今日(こんにち)的なタイトルとして『いちえふ』を全国の学校図室に置いた方が未来の為になるよ。

午後0:38 · 2014年4月29日·V2C

 

「はだしのゲン」を図書館に置くべきかどうかは早い話が「どうでもいいこと」で現場の自由である。ただ閉架措置を要求する人は、それが報道されて批判され自由閲覧に戻されることを想定していないとすれば甘い。
 

「美味しんぼ」への批判を「はだしのゲン」閲覧制限と同一視する意見があって、確かに大衆がクレーム好きになったのが原因だろうが、「美味しんぼ」はそもそも図書館で読まれているわけではない。「ゲン」が純粋に市販だけの漫画でも事実誤認があれば批判を受ける。

午後1:30 · 2014年4月29日

 

@kyojitsurekishi 「正論」にあった「『はだしのゲン』許すまじ!」と題した特集。勝子を単に「少女」としている。
posted at 03:15:36
 
@catqueue 「議論の呼び水」ですか。すると「はだしのゲン」の閲覧制限を主張した人はこれがマスコミに報道されてゲンの「問題点」が世間に知られることを狙っていて、閉架そのものはどうでもよかったわけですね。お陰でゲンの文庫は売れたし「正論」や「WiLL」も記事のネタができました。
posted at 17:15:32
 
@catqueue 私は「はだしのゲン」に事実誤認が混ざっていることは前からわかってましたが図書館からの撤去を求めようと思ったことはないですね。「美味しんぼ」はもとより図書館にはないでしょうし、どちらも誤解を与えるとすれば買って読んだ読者に対してです。それは読者本人の問題です。
posted at 17:22:38
 

秦郁彦は「WiLL」2013年11月号の「#はだしのゲン」批判記事で、ゲンの闘いの標的が「原爆を投下したアメリカ」でなく「昭和天皇と旧日本軍」だったように書いているが、劇中、ゲンは天皇や日本軍だけでなくアメリカをも批判していた。秦氏は「ゲン」をろくに読まないで批評していたのか?

午前3:29 · 2014年5月9日

 

@arakawa_kohsen2 秦郁彦は雑誌「WiLL」での「はだしのゲン」批判で「ゲンの作者の復讐の矛先がアメリカでなく日本の天皇に向けられている」としてますが、「ゲン」はアメリカへの批判もちゃんとやっているわけで、「ゲン」批判派は漫画の読解力が絶望的に欠けていますね。
posted at 20:04:36
 
これはアメリカ側が原爆投下を「日本による真珠湾攻撃」への報復として正当化したのに対しゲンが反論した場面で、GHQによる言論統制がよく描かれています。しかしゲンは「原爆のお陰で戦争が終わって日本人が救われた」と言ってしまっており、そこが限界です。
 
『はだしのゲン』批判派の多くは、汐文社単行本の5巻以降で掲載誌が変わったことを強調し、後半の内容が反日プロパガンダになったと批判しているようだが、一方で文庫1巻収録の『少年ジャンプ』掲載当時と思われる場面の絵が「グロテスクだ」と批判しており、批判の理由が一貫していない。
 
補足
約2年前の『正論』誌上での『ゲン』批判は光子の台詞をゲンの台詞と誤認し、勝子の名前を確認していない。『正論』に事実誤認があっても閉架措置はされないだろう。もし『正論』が図書館で自由閲覧できなければ初めから図書館にないだろう。
 
posted at 12:10:2012:12:57
 
「はだしのゲン」のゲンも似た趣旨で日系アメリカ人に反論していた。
>一般市民を無差別に殺戮し、放射性物質をまき散らした原爆投下と、軍事施設を奇襲した真珠湾攻撃、道義的に同列に扱うのは歴史に対する冒涜でしかない
 
4年前、雑誌「正論」と「WiLL」が を批判していたが、記事には漫画を読み慣れてない人に有りそうな勘違いや見落としが多く、積極力が無かった。
 
ちゃんと全部読んでないんでしょ ネットの画像かなんかを切り取って読んだ気になってるだけで ってかはだしのゲンほど反米思想垂れ流しの漫画もなかなか他にないし ひと昔のネトウヨですらそれくらいのことは知ってて批判してたはず ネトウヨにすら読書離れと知性知識現実認識の劣化がさらに起きてる
 
2013年、例の #はだしのゲン 閲覧制限が報道された時、雑誌「WiLL」と「正論」が「ゲン」批判の論文を載せたが、漫画の読解力のない人が、にわかに「ゲン」を読んで書いた作文であることが明確で、記事を書いた人は作中の人物の名前も設定もろくに理解していなかった。
 
「はだしのゲン」はちゃんと天皇とアメリカの両方を批判しているのに、読解力のない人が「ゲンはアメリカを批判せず天皇だけを批判している」と勘違いしている。それに掲載誌の変化など今となってはどうでもいいことで、作者の主張も1巻から10巻まで一貫している。
 
すみません。文法的に意味がわかりづらい文になっていたので、書き直しました。
 
「はだしのゲン」のゲンは、「真珠湾」を理由にしたアメリカ人の「原爆正当化論」に反論してはいたが、結局、「もし原爆が投下されなければ、天皇(昭和の裕仁天皇)が戦争をやめずに続けて、日本民族は滅んでいた」という結論に達していた。
 
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2013年10/5 10/5~29
 
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