スタッフが助三郎時代の里見浩太朗に水戸黄門の姿をさせてミスキャストだと思わなかったとすると、「水戸黄門」終了の元凶は逸見稔存命時からあったことになる。 
里見黄門は石坂浩二が2年目で病気降板したことによるピンチヒッターだった。スタッフが里見浩太朗を選んだのかもとからの候補だたことに加え、10年近くの間、毎年半年ずつ「水戸黄門」のためにスケジュールを準備できる役者は里見浩太朗以外にいなかったのかも知れない。
TBSとパナソニックとCALが「水戸黄門」を終わらせたのは、結局、視聴者に対して「そんなに毎回、印籠とお風呂シーンだけ見たかったら再放送だけ見てろ」「昔の方がいいと思うならDVDを見てろ」というメッセーを突き付けたのかも知れない。
佐野浅夫の時代にナショナル劇場の時代劇枠は半分終わっていた。石坂浩二と里見浩太朗の「水戸黄門」の各シリーズは現代劇を間に挟んでおり、石坂・里見黄門は旧ナショナル劇場が時代劇枠から現代劇枠に戻るための準備期間だったのかも知れない。
「あんどーなつ」や「ハンチョウ1」~「4」を見ていたTBS月曜夜8時台の現代ドラマの視聴者が「ハンチョウ5」~「6」「名もなき毒」などを支えているのだろう。
 
@kyojitsurekishi 月曜夜8時台では2年前「水戸黄門」最終シリーズをやっていたが、その後継番組は「ハンチョウ」ということになるか。2012年に「ハンチョウ5」、2013年に「6」と続けて放送されて間に「ステップファザー・ステップ」「浪花少年探偵団」等が放送された。
posted at 14:10:52
 
@koma1998 2002~2011年の里見浩太朗主演の「水戸黄門」でスタッフがやった数々の「テコ入れ」はこういう「病人を放置して健康な人を手術する」ような「誤診」に似ていたように見える(特に2010年の第42部)。それでも里見黄門は9年続いたからそちらを評価すべきか。
posted at 20:39:15
 
 
 
2013年3月26日
水戸黄門の後枠のハンチョウなどの現代ドラマは録画で見る人が多いようだ。水戸黄門の「何分経ったら由美かおるが入浴」「45分経ったら印籠シーン」というマンネリの定番は高齢視聴者のリアルタイムでの視聴とその習慣化を前提としていた。録画機を宣傳していた松下電器にとって水戸黄門終了は当然か
kyojitsurekishi 東野黄門初期には印籠シーンは定番ではなかった。TBSは印籠シーンの台詞を権威主義的として拒否していたが視聴者は毎回徳川の家紋を見たっがっていた。TBSにとって水戸黄門の本放送をやめて初期の東野黄門を再放送するのがベストである。
 
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2013年9/17 
 
関連語句
印籠 再放送(twilog)

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