被災地を訪れた里見浩太朗曰く「『困ったことがあったら黄門さまにお願いすれば何とかしてくれる』という安心感は歴代の水戸黄門によって日本人の心の奥に刻み込まれたのだと思います」。 LINK
これはむしろ水戸黄門という番組がもたらした弊害とも受け取れる。
tweet 2012年9月4日 - 2:50  
 
 
10年前は2003年で里見浩太朗の水戸黄門がはじまって2年経った時期。この当時「水戸黄門が10年以内に終わる」と言われて納得する人は多かったと思う。「水戸黄門終了」を「ありえないこと」だと思っていた人たちの方が間違っていた。
 
半沢直樹は水戸黄門とは全然違いますから。そもそもどこが似ているのか説明できる人がどれだけいますかね。10%で終わった水戸黄門と30%の半沢直樹の中身がもし「同じ」なら、そういうドラマを好む視聴者は今では時代劇を少しも望んでいないということです。
 
半沢直樹を「現代版水戸黄門」と評する人が多いが、水戸黄門が2年前に視聴率10%前後で終わったのに半沢直樹が30%の人気であるのはなぜか、説明できるか。水戸黄門終了時は「結果のわかるマンネリの勧善懲悪が飽きられた」と言われたが、もしそうでなければ視聴者が時代劇を見捨てたということだ。
お銀が出ていたシリーズでは格さんは伊吹吾郎でした。助さん役が里見浩太朗からあおい輝彦になると、お銀と助さんのロマンスらしきものが描かれていましたが、格さんとはそんな場面もあったんですね。
水戸黄門に照英が出ていたことを知らない人も多いんでしょうね。
 
「水戸黄門」で土屋アンナが出ていたのは第43部第6話「海道一のじゃじゃ馬娘 清水」ですか。どこの局で再放送しているんでしょうか。私の地方では夕方の水戸黄門の再放送はなくなっており、助格が東幹久&的場浩司のシリーズは再放送で見たことがありません。
 
posted at 18:42:29
 
里見浩太朗は「『困ったことがあったら黄門さまにお願いすれば何とかしてくれる』という安心感は、歴代の水戸黄門によって日本人の心の奥に刻み込まれたのだと思います」と述べたらしい。
 
「ウルトラマン」の最終回では地球人がヒーローに頼らず自ら地球を守るべきだという結論で締めくくりとなった。しかし「水戸黄門」の最終回では相変わらず老公が旅に出る場面で終わったようで、「葵の紋の印籠に頼らない世直し」を求めるテーマはなかったようだ。

水戸黄門の場合、印籠が出ない回の方が民主主義国家の番組としてはまともであり、印籠が出ないからって抗議した視聴者の方がおかしい。特撮ファンより時代劇ファンの方が石頭で幼稚だったということになる。

水戸黄門が前と同じ内容ならBSやCSの再放送とDVDでいいし、新しいことをやると「水戸黄門らしくない」と言われるようではスタッフも新しいシリーズなど作る意欲もなくなっただろうし、何より続けるだけ製作費の無駄である。予定調和を破るどんでん返しは当然。

2011年にレギュラー枠での「水戸黄門」の終了が決まった時、世間では日本の傳統文化の損失のように嘆く意見が出たが、2年、4年と経過してみると大して影響はなかったことがわかる。既に里見黄門時代に昔からのファンは再放送に流れていたようだ。
 
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2013年8/30 8/28~8/31
 
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