子供の頃、「はだしのゲン」という漫画が出回っていた。学校の先生も強く推奨し、図書室にもおいてあった。前半は原爆の悲惨さを訴える内容だったが、後半は天皇陛下の戦争責任を追及したり、共産党を礼賛したりとひどい有様だった。始めにショックを与え、その後で思想を入力する、明らかに洗脳だ。
はだしのゲンが息子の小学校で人気になっている理由を尋ねた。息子いわく「修学旅行で6年生は広島原爆資料館に行く。その時に原爆の事を学んだから、もっと知ろうと思って読むんじゃないの」と。怖いから、残酷だから子どもに不適切なんて、大人の勝手な価値観の押し付け。
「はだしのゲン」子どもの閲覧を制限する市教委(読売新聞) - Y!ニュース
posted at 21:45:38
@kyojitsurekishi <はだしのゲン>松江市教委、貸し出し禁止要請「描写過激」(毎日新聞) - Y!ニュース
posted at 21:46:25
『はだしのゲン』にみる人の醜さと不条理な衝動 呉智英が語る〈週刊朝日〉(dot.) - Y!ニュース
ピカの毒(放射能)を恐れる人たちが被爆者を差別する場面は、福島第一原発事故の後でも風評被害という形で繰り返された。
2013年8月16日 - 21:42 · 詳細〔午後1:42 · 2013年8月17日〕
@kyojitsurekishi 松江といったら、「終戦」直後、ゲンと隆太が疎開先の昭を迎えに行く時、会った兄妹が松江に行くと言っていた。「はだしのゲン」のおかげで松江と広島の位置関係などがわかって西日本の地理も少しはわかったが、松江市民は「ゲン」を有害書籍と見なしているようだ。
posted at 22:12:07
@kyojitsurekishi 32年前、文部省の教科書検定で「原爆の図」が「悲惨すぎる」とされ、削除されたらしい。「ゲン」もこれに似ているか。
ヒロシマの記録1981 7月|ヒストリー|ヒロシマ平和メディアセンター
ヒロシマの記録1981 7月|ヒストリー|ヒロシマ平和メディアセンター
posted at 22:24:03
@kyojitsurekishi 「はだしのゲン」の戦後編では、ある男が原爆の悲惨さを本に書き、ゲンと隆太が朴さんの協力を得て出版したが、ゲンと隆太とムスビはアメリカ軍政部よって拘束されてしまった。戦後68年経って日本人自ら原爆の記憶を弾圧しようとしている。まだ日本は「占領下」にあるようだ。
posted at 22:36:50
「はだしのゲン」を余り見ていない人はこれを「日本人が戦争で受けた被害を強調した漫画」とだけとらえているかもしれないが、あの漫画では日韓併合や日中戦争で日本政府と軍部がいかに隣国に「悪い」ことをしてきたかという「加害」の側面も繰り返し述べられている
@asahi この記事によると「はだしのゲン」の描写のうち、松江市教育委員会で問題にされたのは原爆の被爆の描写でなく(それもあるかも知れないが)、旧日本軍がアジアで行ったとされる「残虐行為」の描写らしい。「ゲン」でこれが出てくるのは戦後編だと思う。
posted at 22:45:22
@asahi 「はだしのゲン」の場合、原爆投下前後の被爆の記述は中沢啓治氏の実体験に基づいているので真に迫っているが、戦後編になってゲンが戦時中の旧日本軍の「残虐行為」を批判する辺りは「伝聞(傳~)」になっている。
posted at 22:53:51
@asahi 「はだしのゲン」は全体として「戦争を起こした日本」と「原爆を落としたアメリカ」の両方を批判しているのだが、個別の意見を見ると、作者の意図とは逆に原爆投下支持派に利用されそうな危なさがある。
posted at 23:11:16
@kyojitsurekishi 「はだしのゲン」でゲンは戦争とピカ(原爆)の両方を否定したいのだろうが、ゲンが戦時中の旧日本軍部・政府を批判する場面だけを見ると、どこまで事実か疑わしいだけでなく、見る側によってはいつぞやの久間発言のように原爆を正当化してしまう恐れもある。
@kyojitsurekishi 「はだしのゲン」を余り見ていない人はこれを「日本人が戦争で受けた被害を強調した漫画」とだけとらえているかもしれないが、あの漫画では日韓併合や日中戦争で日本政府と軍部がいかに隣国に「悪い」ことをしてきたかという「加害」の側面も繰り返し述べられている。
posted at 23:27:06
参照:@rambler090,@bellocaribeさん
まったく、ですね。島根でこういうことになったのは、在特会みたいな連中が、漫画の中で日本兵がアジア人の首を日本刀で切り落とすシーンが残忍だから、という理由だそうです。市議会は一度否決したのに、ついに押し切られたようです。
taifu_curry 「ダンガンロンパ」など、ほとんど見てませんが問題ないんですかね?
@SANBOU40 「少年H」への批判本は出てますが、「はだしのゲン」について「こことここは事実ではない」と指摘した本は出ていないんでしょうかね。
@Kanegon007 「はだしのゲン」で日系アメリカ人が原爆を「真珠湾攻撃への報復」として正当化した時、ゲンはそれに反論していましたが、他の箇所でゲンが言っていたことを合わせると、ゲンも「原爆は昭和天皇のせい」と言っているようなもので、アメリカの原爆正当化と五十歩百歩に見えます。
@kyojitsurekishi もし中沢啓治と忌野清志郎が出会ったら、「放射能の風評被害」の話のほか、「作品が発禁処分になったらどうするか」というテーマで話し合うのだろうか。
posted at 07:51:00
@taifu_curry 「はだしのゲン」は松江市で閲覧が制限されたようです。
posted at 07:51:13
@TakagiShirou 反日が生きがいの国は意地でも痛みを癒さないのでしょう。日本が何度「謝罪」して「反省」を表明しても中韓は「日本は謝罪すべきだ」「日本は反省していない」と言い続けるでしょう。
posted at 08:49:07
間違いだらけの少年H―銃後生活史の研究と手引き 山中 恒・山中 典子 @AmazonJPさんから
2013年8月17日 - 1:22 · 詳細
2013年8月17日 - 1:27 · 詳細
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「はだしのゲン」の戦後編では、ある男が原爆の悲惨さを本に書き、ゲンと隆太が朴さんの協力を得て出版したが、ゲンと隆太はアメリカの軍政部によって拘束されてしまった。
「はだしのゲン」では「終戦」から3年後、原爆に関する本を出すことはGHQによって禁止されていた。更に65年経過した「終戦68年」の年、日本人は自ら「はだしのゲン」を「封印」しようとしていた。まだ日本は「占領下」にあるようだ。
要するに「平和教育なんかするな」と言っているんだな、こいつは。
Togetter
@WartimeHCRaft 僕は「はだしのゲン」は親が買ってきたものを家で読みました。地元で漫画を置かない図書館にも「ゲン」はありましたが、漫画は学校の図書館で見るものでしょうか?むしろ学校に持ち込み禁止になり、友だちととこっそり見るのが漫画でしょう。
「はだしのゲン」を前半と後半に分けて「前半はよかったが後半はダメ」という風な線引きをする見方は全く意味がない。「ゲン」は1巻から10巻まで同じ思想によって描かれている。もし後半が「問題」なら前半も「問題」であろう。
「はだしのゲン」を「有害」だと思う人は「ガラスのうさぎ」も「白旗の少女」も「原爆資料館」も「有害」だと思うのだろうが、どこまで賛同を得られるだろう。7年前の一部の図書館での「ゲン」の閲覧制限は書店での売り上げを伸ばしただけの販売促進運動だった。
平和教育が子供に「有害」だと勝手に決めつける一部の大人が図書館に置かれた漫画を検閲した結果、書店での販売を促進した事件。
前後一覧
2013年(平成25年)8月17日前後(AmebaBlog)
関連語句
はだしのゲン 中岡(タイトル検索) はだしのゲン [1] … [6](内容検索)
はだしのゲン(T-CupBlog)
参照