2008年11月22日の朝日新聞に掲載されていた池田理代子の漫画『ベルばらKids』ではマリー・アントワネットとルイ16世がエカテリーナ2世のもとを訪れ、エカテリーナは両者に大黒屋光太夫を紹介。
 
光太夫がロシアのサンクトペテルブルクでエカテリーナ女帝に謁見したのは1791年だが、フランスでは1789年に革命が始まり、1791年はフランス王家がオーストリアへの脱出を試みて失敗した時期。フランス王家夫妻がロシアまで移動できたとは到底信じがたい。
漫画でフランスのルイ16世と大黒屋光太夫が雑談していたが、何語で会話したのだろうか。光太夫は日本語のほかはロシアで覚えたロシア語以外話せなかったはず。ではルイ16世がフランス語のほかにロシア語も話せたのだろうか。
もしフランスのマリー・アントワネットとロシアのエカテリーナ2世が出会っていたら、両者はドイツ語で会話できたはずである。
 
2013年7月20日、今夜のTBS「世界ふしぎ発見!」はマリー・アントワネット(この番組は何度も扱っているだろう)の特集らしい。フランス革命が起きた1789年は日本で天明9年から寛政元年になった時で寛政の改革の最中。テレ朝「だましゑ歌麿」と扱っている時代が一致しているのは偶然か。
Twitterkyojitsurekishi 虚実歴史研究家 - 3時間前
 
2007年12/23の『ベルばらKids』でもエカテリーナとアントワネットの「会談」が描かれた模様である。
 
 
@kyojitsurekishiベルばらKids」ではエカテリーナとアントワネットがテーブルを挟んで会話するのどかな場面がある(もちろんフィクションだろう)。もしこの2人が会っていたら露女帝と佛王妃なので露語と佛語の会話になるが、両者の出生から独語でも会話ができたはずである。
posted at 21:44:12
 
@asahiベルばらKids」で露女帝エカテリーナ2世と佛王妃マリー・アントワネットがテーブルを挟んで会話する場面がある。実際にこの両者が会ったかどうかわからないが、もし会っていれば独語で会話できたはずである。
posted at 21:03:32
 
2008年11/22朝日新聞掲載、池田理代子「ベルばらKids」ではアントワネットとルイ16世がロシアのエカテリーナ2世のもとを訪れ、露女帝が佛王家夫妻に大黒屋光太夫を紹介。これはもちろんフィクションだが、これについて考察してみた。
posted at 07:06:21
 
 
@kyojitsurekishi 池田理代子の漫画「ベルばらKids」ではロシアのエカテリーナ女帝とフランスのマリー・アントワネット王妃が会う場面があり、またエカテリーナがアントワネットに大黒屋光太夫を紹介する場面もある。もちろんフィクションである。
posted at 16:29:32
 
@kyojitsurekishi ロシアのサンクト・ペテルブルクで大黒屋光太夫が女帝エカテリーナ2世に謁見したのは1791年。この年にはフランス王家が国外へ脱出しようとして失敗しており、アントワネットがロシアに行けたはずがない。
posted at 16:35:07
 
 
『だましゑ歌麿』に平賀源内が登場したのとどっちが荒唐無稽か。
 
大黒屋光太夫がエカテリーナ女帝に謁見したのは寛政3年(1791年)。フランスでは6月20日夜に国王夫妻が国外脱出を試みて失敗していた(ヴァレンヌ事件:La fuite à Varennes)。 
AmebaBlog>池田理代子の漫画『ベルばらKids』に大黒屋光太夫登場
 
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2013年7/20 7月