横道 毅氏(勤務先: 花組芝居)がFacebookで「原発再稼働には反対していても『自民党』には入れちゃうんだね、大半が。東京に原発が出来るわけないとでも思ってるのかな?」と書いているが、自民党に投票した人は原発再稼働賛成であり、反対の人は棄権したか再稼働反対の政党に投票したはず。なお、棄権は結果として当選者への投票と同じなので、選挙結果が再稼働派の政党であれば、再稼働反対の有権者が棄権したら、それは再稼働賛成の表を投じたのと同じになる。なお、横道氏は岩手県大船渡市出身らしいから被災地である東北太平洋側の人であり、東京都議選の結果に対し、こういう感想を持つのも致し方ないか。
自民党に投票するが原発に反対するのは自民党の政治家の家族くらいだろう。自民党福島県連の人たちはどうなのか、よくわからない。
安倍昭恵さんは投票者としては東京都民なのだろうか。安倍昭恵さんは原発反対のはずだが選挙では自民党に投票するだろう。
都議選は投票前から自民党第1党確実という「噂」があって、これではAKB48の総選挙の方が盛り上がるのも仕方がない。
都議選の投票率が半分以下なので自公が過半数を確保しても東京都の有権者の4分の1くらい。しかしIOCのようなやり直し投票が法制化されていない限り、投票率が低くても最大多数の票を確保した政党が第1党である。現行制度がそうなっているのは皆わかっていたわけだ。棄権は選挙結果黙認と同じだ。
結果として都議選で棄権した半分以上の有権者は自公に投票したのと同じである。
例えば投票率が低い場合、上位2政党でやり直し選挙をして、しかも最初に投票した有権者だけにもう一度投票してもらうように制度化する手もある。
あるいは選挙結果が出た後、棄権や無効票を自動的に最多数の票を獲得した政党の得票数に加算するように制度を変えてもいい。
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