今日、2013年3月15日夜のドラえもんは2007年の「のび太の新魔界大冒険」を放送。6年前の映画なので「新魔界大冒険」公開当時に小学校に入学した人は「ひみつ道具博物館」公開と同時に小学校を卒業したことになる。
10年ずつずらすと2003年の「ふしぎ風使い」から6年前は1997年「ねじ巻き都市冒険記」。’93年「ブリキの迷宮」から6年前は’87年「竜の騎士」。’83年「海底鬼岩城」から6年前は’77年コロコロコミック創刊。
「のび太の魔界大冒険」が公開されたのは1984年。この年に生まれた速水もこみちは22年後の2006年にドラマ「レガッタ」に出演、「ドラえもん」の「ジーンと感動する話」に本人役で声の出演をした。
1984年に生まれた人がアニメののび太と同じ11歳になったのは「のび太の創世日記」と「2112年ドラえもん誕生」が公開された1995年。その時生まれた人が11歳になったのは「ジーンと感動する話」に相武紗季と速水もこみちが登場した2006年である。
1984年の「のび太の魔界大冒険」の主題歌は小泉今日子が歌った「風のマジカル」(作詞:湯川れい子、 作曲:NOBODY)だった。「渚のはいから人魚」がヒットしていた時で、印象的だったのは「風のマジカル」の歌詞がドラえもんと無関係だったこと。その後、「魔界大冒険」(1984)のDVDでは著作権の問題で主題歌が「のび太の大魔境」(1982)の主題歌「だからみんなで」(作詞:武田鉄矢、作曲:菊池俊輔、歌:岩渕まこと)に差し替えられたらしい。それなら初めから「だからみんなで」にすべきだった。
結果として、映画ドラえもんのDVD収録版では、「のび太の恐竜」(1980)から「銀河超特急」(1996)まで、主題歌に作詩などで武田鉄矢が参加していたようだ。1996年に藤子・F・不二雄が他界し、1997年の「ねじ巻き都市冒険記」以降、武田鉄矢は映画ドラえもんの主題歌から一旦手を引いたが、14年経った「のび太の人魚大海戦」(2010)で武田鉄矢は挿入歌を作って自ら歌い、映画ドラえもんに再び参加した。
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2013年3/17
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