年の「必殺からくり人富嶽百景殺し旅」最終回。葛飾北斎の死は1849年(嘉永2年)。ここではからくり人一座が北斎の仇を討ったが、1996年の映画「必殺!主水死す」では中村主水が北斎の仇を討ち、水野忠邦を暗殺した。水野忠邦は1851年没。
「からくり人富嶽百景」と「主水死す」の北斎は老人だが、「だましゑ歌麿」には若き日の北斎が登場。「だましゑ歌麿」の青年北斎は1791年(葵小僧が処刑された年)に喜多川歌麿の「相棒」となって事件の謎解きをしていた。
「からくり人富嶽百景」最終回で北斎が没したのが1849年。「主水死す」で北斎没後、中村主水が水野忠邦を暗殺した時期は忠邦没年とするとすると1851年。奇しくも「新からくり人」でからくり人に参加していた高野長英はその間の1850年に他界している。
@kyojitsurekishi 「からくり人富嶽百景」で当時の江戸家小猫(後に猫八を襲名)が出ている。小猫の父親の猫八は「鬼平犯科帳」に出ていた。「鬼平」は「仕掛人藤枝梅安」と同じく池波作品。藤田まことも「剣客商売」や岸谷「梅安」で重要な人物を演じ、縁が深い。
@kyojitsurekishi 「からくり人富嶽百景」でうさぎという娘を演じた女優の高橋洋子は、「残酷な天使のテーゼ」を歌った歌手の高橋洋子とは別人のようなので注意が必要。「田中陽子」「渡辺典子」も同姓同名が多い。
@kyojitsurekishi 「からくり人富嶽百景」最終回では、建前上、北斎は「故人」となったので、北斎の絵で金儲けを考えた商人は、当時から見て半世紀以上前の謎の絵師「写楽」の名で絵を商品にする事を考え、北斎はこれを拒否。北斎は刺客たちに襲われ、斬られて本当に死んだ。
@kyojitsurekishi 写楽は北斎が数え年33歳か34歳の時に現れ、北斎は数え年90歳で没した。
@kyojitsurekishi 葛飾北斎は1760年誕生。1849年に没した時、北斎は数え年90歳。一方、写楽の活動期間は1794年から翌年までで北斎は当時35~36歳。「だましゑ歌麿」で若い北斎が登場したが、「~歌麿2」で葵小僧が処刑されたのは1791年で、北斎は当時32歳。
@kyojitsurekishi 葛飾北斎が死んだのは天保の改革が終わって6年後、鳥居耀蔵失脚から5年後、黒船来航の4年前である。一方、写楽の活動は寛政の改革が終了した翌年である。
@kyojitsurekishi 写楽は北斎が数え年33歳か34歳の時に現れ、北斎は数え年90歳で没した。
@kyojitsurekishi 葛飾北斎は1760年誕生。1849年に没した時、北斎は数え年90歳。一方、写楽の活動期間は1794年から翌年までで北斎は当時35~36歳。「だましゑ歌麿」で若い北斎が登場したが、「~歌麿2」で葵小僧が処刑されたのは1791年で、北斎は当時32歳。
@kyojitsurekishi 謎の絵師・東洲斎写楽が活動した時期は1794年から翌年までだが、その直前の1793年に遠山金四郎景元が生まれたらしい。葛飾北斎が没した1849年当時、遠山金四郎は57歳で南町奉行だった。
山田五十鈴主演の「からくり人」シリーズで山田五十鈴と芦屋雁之助を除くからくり人役の変遷
壱・普通の俳優:森田健作→近藤正臣→沖雅也
弐・ヒロイン:ジュディ・オング→高橋洋子(女優)→真行寺君枝
参・その他:間寛平→古今亭志ん朝→江戸家小猫
posted at 15:03:56
1:01 - 2013年3月15日:Twitterで表示された日時
1:09 - 2013年3月15日:Twitterで表示された日時
「必殺からくり人富嶽百景殺し旅」の最終回で沖雅也・芦屋雁之助・山田五十鈴がそれぞれ演じたからくり人の仕置技を見ると、これが後に「必殺仕事人」または「新必殺仕事人」で三田村邦彦・中条きよし・山田五十鈴の演じた仕事人の仕置技に受け継がれていることがわかる。
2013年3月15日
@kyojitsurekishi 「必殺!主水死す」で中村主水が「死んだ」はずが「仕事人2007」で「復活」したように見えるが、これは不思議ではない。葛飾北斎は「からくり人富嶽百景」で死に、「春雨じゃ悪人退治」に登場し、「主水死す」でまたその死が描かれた。
@kyojitsurekishi 「春雨じゃ悪人退治」は1828~29年のシーボルト事件を扱っており、「からくり人富嶽百景」と「主水死す」で描かれた1849年の葛飾北斎死去はシーボルト事件から20年後の出来事。「春雨」で北斎が「生きていた」としても当然で、少しも不思議ではない。
@kyojitsurekishi 「必殺!主水死す」で描かれた北斎の死は1849年の出来事。主水は20年ぶりに権の四郎・お千代と再会したらしいが、これは推定すると1829年のシ―ボルト事件の前後。「仕事人2007」で主水が書庫番に移ったのは1820年で、更に9年さかのぼっている。
@kyojitsurekishi 「必殺!主水死す」で主水の入った小屋が爆發したのが黒船来航の数年前であれば、これと矛盾するのは「黒船このかた」を描いた「仕留人」「ブラウン館」「大老殺し」「横浜異人屋敷」などに登場した主水の存在である。これこそパラレルワールドだろう。
@kyojitsurekishi 「必殺!主水死す」が公開された1996年当時、藤田まことは63歳になった。「主水死す」の劇中の主水が何歳か不明だが、時代設定が1849~51年なので、主水が1850年で60歳前後とすると1790年前後生まれになる。
@kyojitsurekishi 「暗闇仕留人」が放送された1974年当時、藤田まことは41歳になった。「仕留人」の劇中の主水が何歳か不明だが、時代設定が1853~54年なので、主水が1850年で40歳前後とすると1810年前後生まれになる。
@kyojitsurekishi この計算だと「仕留人」の主水と「主水死す」の主水は生まれた年が20年くらい違っている。
@kyojitsurekishi テレビ埼玉の朝9時台は3月18日から「翔べ!必殺うらごろし」。コサキンのラジオ番組で「和田アキ子さんが出ていた必殺シリーズ」として話題になったことがある。火野正平と鮎川いづみの共演は「必殺商売人」から2度目。
@kyojitsurekishi テレビ埼玉の朝9時台は3月18日から「翔べ!必殺うらごろし」。火野正平は「新必殺仕置人」「必殺商売人」のレギュラーに続いてこの「うらごろし」が現時点で最後の必殺シリーズレギュラー出演であり、後は映画「必殺!」や「仕事人2009」でのゲスト出演した。
2013年3月15日
@kyojitsurekishi テレビ埼玉の朝9時台は3月18日から「翔べ!必殺うらごろし」。鮎川いづみは「新必殺仕置人」の「迷信無用」の被害者役の後に「必殺商売人」で秀英尼役でレギュラー出演し、「うらごろし」ではおねむという巫女の役。その後「仕事人」の途中から加代の役で出演。
@kyojitsurekishi 「翔べ!必殺うらごろし」の主題歌「愛して」を歌ったのは和田アキ子。作詞・作曲は浜田省吾。必殺では西崎みどりが「仕留人」に、川田ともこが「新仕置人」にゲストで出たことはあるが、レギュラー出演者が主題歌を歌ったのは必殺では「うらごろし」が最初。
@kyojitsurekishi 「うらごろし」でナレーションが「藤田まこと」と出ているがこれはオープニングだけで、劇中のナレーションは当時の朝日放送のアナウンサーだった野島一郎らしい。
@kyojitsurekishi 必殺シリーズでレギュラー出演とOPナレーションと主題歌歌唱の3つを全部やった人は藤田まことと中条きよしだけだろう。
@kyojitsurekishi 「うらごろし」の正十(演:火野正平)とおねむ(演:鮎川いづみ)を見ると「必殺商売人」の正八と秀英尼の後の姿に見える。ただ秀英尼は佛教の尼僧で、おねむは神道の巫女であり、インド由来の宗教と日本古来の宗教の違いがある。
18:31 - 2013年3月17日:Twitterで表示された日時
2013年3月17日
@kyojitsurekishi 但し先生(演:中村敦夫)の旗にある梵字はインドを連想させる。ちなみに「うらごろし」のエンディングにおけるキャスト紹介では先生:中村敦夫が最初である。
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関連語句
からくり人(twilog)
参照