『巨人の星』における金田正一投手

巨人の内海は金田正一を知らず、400勝したことも知らないようだ。

金田正一は『巨人の星』でも大投手として描かれているが、星飛雄馬が左投手としては3年で終わった（5年後に右投手として復活したが）のは結果として金田正一投手に原因がある。

星飛雄馬が普通の変化球を学ぼうとしたとき、金田は「独自の新しい変化球を作れ」と言った。

これが大リーグボールを生んだ。それが飛雄馬の左腕を破壊したわけだ。

川上監督は大リーグボール1号を当てにしていて、花形やオズマに打たれた後も、飛雄馬に「花形個人に敗れたにすぎん」「（オズマ以外の）他の打者にも通用する」と言っていた。しかし飛雄馬は拒否した。

飛雄馬は消える魔球を花形に打たれたあと、勝手に失踪した。

金田は「けしからんのは星のやっちゃ」と怒っていた。

一方で「大LB1号は花形やオズマといった個人に敗れただけで他の打者には通用するのではないか」という疑問に対して金田は「相手はこの道で食っているプロ」として一度敗れた魔球は通用しないという考えを述べていた。

それでは飛雄馬の勝手な失踪には一理あったことになる。

では飛雄馬は魔球を打たれたら、どうすべきだったのか、劇中の金田は何も示していない。

平成25年tw

劇画王梶原一騎BOT(@kajiwara_bot)さん Twitter

「人間は年月では年を取らない。年を取ったと自分が思い込んだ時初めて年を取る…マッカーサー元帥の言葉やが…そしてこれも元帥の言葉やが…老兵は死なずただ消え行くのみ…さよならやひとまず…」【金田正一『巨人の星』】 #kajiwara

@kajiwara_bot 「巨人の星」によると400勝の大投手・金田正一の引退記者会見は1969年のシーズン終了後、雨の神宮球場で行われたらしい。

元巨人の金田正一の引退記者会見の場所が後楽園球場でなく神宮球場だったのは、金田が巨人の前には国鉄スワローズにいたからだろうか。なお、巨人の内海は金田正一の名前を知らず、勝利数も知らなかったようだ。

平成27年tw

@npbOP_bot 1974年、パリーグで日本シリーズに出場したのは金田正一率いるロッテ（後期優勝？）。セリーグからは与那嶺監督率いる中日が出場。カネやんも与那嶺も星飛雄馬と番場蛮にとっては大先輩。74年当時、巨人は番場蛮を失い、長嶋茂雄は引退。川上監督は辞任。

平成30年tw

#パネルクイズアタック25

日本プロ野球で、打者の本塁打の最多数記録は王貞治選手の868本ですが、投手の最多勝利記録は金田正一選手の何勝でしょう」という問題。誰も答えられなかった。今では、49年前（昭和44年、西暦1969年）の金田正一の400勝を誰も知らないのだろうか。

梶原一騎・川崎のぼるの「巨人の星」の原作では、昭和44年（1969年）の宮崎キャンプで、金田正一、星飛雄馬とともに二軍落ちを言い渡されていた。

令和4年tw

〔地域通貨花子１（@TiikituukaHana）さん / X (twitter.com)〕

平成30年 2018.10.07

令和3年

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2013年2/28