1841年(天保12年)、南町奉行を辞めた筒井和泉守の後任が矢部駿河守定謙だったが、鳥居耀蔵の工作で矢部はその年のうちに奉行の座から追放され、鳥居耀蔵が南町奉行になった。中村主水はこの時期に南町奉行所の同心だった。

午後0:41 · 2013年2月1日

 

「必殺仕置屋稼業」では天保12年(1841年)に中村主水が北町から南町奉行所に移った時、奉行が新任の鳥居甲斐守だった。一方「仕事人vsオール江戸警察」では矢部が南町奉行だった時に既に主水はその配下の同心で、鳥居着任より前に南町奉行所に勤務していた。

午後0:45 · 2013年2月1日

 

鳥居耀蔵が南町奉行だったのは1841年から1844年まで。1842年にアヘン戦争が終り、主水は秀・勇次・加代・順之助と共に香港に出張して仕事をしていた。1843年暮れから1844年初めまでの時期、主水・おりく・加代は組紐屋の竜・花屋の政と組んだ。

午後0:48 · 2013年2月1日

 

1844年、高野長英が脱獄。蘭兵衛と名乗り、泣き節お艶・小駒・ブラ平・塩八のからくり人一座に参加。一座は安藤広重の依頼で裏稼業の旅に出た。同年、鳥居耀蔵が失脚したが、必殺シリーズの歴史観では、これは主水が暗殺したのを幕府が隠蔽した結果となっている

午後0:50 · 2013年2月1日

 

「遠山の金さん」「江戸を斬る」でわかる通り、鳥居耀蔵が南町奉行だった時期、遠山金四郎が北町奉行だった。遠山は1843年に大目付となった。1844年に鳥居が失脚。1845年には遠山が南町奉行に就任し、中村主水の上司になった。

午後0:54 · 2013年2月1日

 

遠山金四郎が南町奉行だった時代は「江戸を斬る」西郷輝彦版後期と「遠山の金さんvs女ねずみ」(松方弘樹主演)で描かれた。遠山が南町奉行だったのは1852年まで。

午後0:56 · 2013年2月1日

 

1845年に遠山金四郎が南町奉行になり、1849年に葛飾北斎が90歳で昇天。1850年に高野長英が捕り方にかこまれ自害。1851年に水野忠邦が没(「主水死す」では中村主水が水野を暗殺した)。1852年に遠山が奉行を辞めた翌年、1853年に黒船来航。

午後1:01 · 2013年2月1日

 

1851年に水野忠邦が他界。「必殺!主水死す」では南町奉行所同心・中村主水が水野を暗殺した。1852年に遠山金四郎が南町奉行を辞めた翌年、1853年に黒船来航。北町奉行所同心・中村主水が半次・おきん・糸井貢・大吉と共に仕留人グループを結成した。

午後1:04 · 2013年2月1日

 

「必殺!主水死す」で中村主水・千代・権の四郎が20年ぶりに再会。これが劇中にあった葛飾北斎の死去の時とすると、それから20年前はシーボルト事件の時であった。 

Y!Japan検索 〔主水 千代 四郎 20年

午後1:13 · 2013年2月1日

 

劇中人物(正八だったか)が共謀を「グル」と言っている。もと、「ぐるぐる」と輪になっているという意味らしい。

グル - 語源由来辞典

 「商売人」で鮎川いづみの扮する秀英尼が「仕留人」の三島ゆりこの妙心尼と似てきた。

午前9:39 · 2013年2月14日

 

東まさかづ@azuma_masakaduさん

必殺仕事人Ⅳ 「主水 犬にナメられる」

何だこのタイトル…きになる

午前0:36 · 2013年2月18日

 

@kyojitsurekishi

返信先:@azuma_masakaduさん

これもあります。必殺仕事人IV 第22話 「主水 大根めしを食べる」

時代劇専門チャンネル>〔必殺仕事人

午前0:43 · 2013年2月18日

 

必殺からくり人富嶽百景殺し旅」。第1話に「天保四年夏」とある。これは西暦1833年。広重が「東海道五十三次」を出したのはこの時期だが、「新からくり人」第1話で高野長英が脱獄したのは11年後の天保15年=弘化元年(1844年)。
 
富嶽百景 天保5(1834)~6(1835)年
 
町奉行所の役人が「今は天保の改革の真っ最中」。天保の改革は1841年(天保12年)から1843年まで。しかも唐十郎の台詞で山田五十鈴扮する三味線弾き・お艶が「去年」に広重の依頼で「新からくり人」としての旅をしたことになっている。これは妙である。
 
「新からくり人」最終回で高野長英が京都で捕り方から追われ、ブラ平に顔を焼いてもらい江戸に戻った(1846年か)。新からくり人一座が江戸に戻ったのはその後だろう。高野長英脱獄から最期まで
 
「からくり人富嶽百景」では葛飾北斎(演: 小沢栄太郎)の娘がおえい(演: 吉田日出子)。
  
「からくり人富嶽百景」では葛飾北斎(演: 小沢栄太郎)の娘がおえい(演: 吉田日出子)。「必殺!主水死す」では冒頭で北斎(演:鈴木清順)が死に、娘のお栄(演:美保純)が主水に仇討ちを依頼した。
 
「からくり人富嶽百景」で宇蔵(演:芦屋雁之助)いわく「今年も米飢饉」。
 
「からくり人富嶽百景」で虫の鈴平(演:江戸家小猫)が「アヘンは隣のシナの国で獲れる」と言っていた。「信濃(シナノ)の国」でなく「シナの国」。江戸時代の日本人が清国を「シナ」と呼んでいた可能性は充分にある。オランダ語でもChinaは「シーナ」である
 
「からくり人富嶽百景」の音楽は「必殺商売人」と同じで森田公一が担当。主題歌も同じく「夢ん中」。平尾昌晃が必殺以外の音楽活動(「カナダからの手紙」のヒットなど)に移っており、平尾が必殺に戻ったのは「仕事人」から。
 
「からくり人富嶽百景」でうさぎを演じている高橋洋子は1953年生まれで三田村邦彦と同い年(「富嶽百景」放送当時25歳)。「残酷な天使のテーゼ」で有名な同名の歌手の高橋洋子は1966年生まれで別人。
 
「からくり人富嶽百景」の出演者紹介では沖雅也が最初で、実質主人公であるはずの山田五十鈴は最後の起こし(その次がスタッフ名)。「必殺仕置屋稼業」でも沖雅也が最初で藤田まことが最後の起こし。山田五十鈴は順序が最後でも文句を言わなかったのか?
 
「からくり人富嶽百景」で山田五十鈴と沖雅也が共演。もともと山田五十鈴が必殺に最初に出演したのは「仕置屋稼業」の依頼人役で市松は山田鈴の目の前で仕置をした。その後「仕業人」を挟んで「からくり人」で山田五十鈴が主役となり前期非主水シリーズの顔になった。
 
山田五十鈴と沖雅也は1975年の「必殺仕置屋稼業」で共演したが、4年後の1978年には「からくり人富嶽百景」で再び共演。この共演は更に4年経った1982年に「仕事人大集合」で三たび実現した。
 
「からくり人富嶽百景」でうさぎ(演:高橋洋子)が複数の花火のついたザルを投げて回転させている。どう見てもガメラである。
 
 
@kota2yukiwo 「新仕置人」「新からくり人」「商売人」で刀を使う殺陣(たて)が続いて、特に「商売人」の主水でダイナミックな剣の技がピークに達したようだったので、「からくり人富嶽百景」では刀以外の殺陣の見せ所でしたね。
Twitterkyojitsurekishi虚実歴史研究家-1時間前 
 
2013年12月15日(日)
@kyojitsurekishi
空想必殺シリーズ仕置技対決
刀:西村左内vs中村主水 他
針・竹串・簪:藤枝梅安vs市松vs秀vs坂東京山
手槍:棺桶の錠vs鍛冶屋の政
怪力:念仏の鉄vs大吉(仕留人&渡し人)vs印玄vs畷左門(後期)vs壱
三味線の撥:糸井貢vs泣き節お艶
仕込み扇子・おせい(商売人)vs弐
posted at 16:39:36
 
必殺シリーズで剣術を使うキャラクターは『仕掛人』の西村佐内(演:林与一)、『仕置人』の中村主水(演:藤田まこと)、『助け人』の中山文十郎(演:田村高廣)、『新からくり人』の蘭兵衛こと高野長英(演:近藤正臣)、『仕事人』の畷左門(なわてさもん、演:伊吹吾郎)、『恐怖の大仕事』の矢島仙十郎(演:西郷輝彦)、『仕舞人』の直次郎(演:本田博太郎)、『剣劇人』の世直し三人組、更に滝田栄が演じた清河八郎、千葉周作、平手造酒、山田朝右衛門であった。
『仕切人』で仕立屋の新吉(演:小野寺昭)が使っていた「仕込み物差し」もあった。
 
匕首(あいくち)、短刀の使い手は『仕事屋』の政吉(演:林隆三)とその母だった『商売人』のおせい(演:草笛光子)、『うらごろし』のおばさん(演:市原悦子)が代表的で、映画『勇次』のお喜和(演:名取裕子)と伝兵衛(演:藤田まこと)のように女性や老人の仕事人がよく匕首を使っていた。
『まっしぐら!』では秀がカンザシを使い、それ以外の仲間は短刀か槍を使用。秀も『裏か表か』ではカンザシを折られた後に刀を使っていた。
扇子を使う朝吉(演:片岡孝夫、映画『必殺!』)と煙管を使う夢次(演:中村橋之助、『仕事人・激突!』)は匕首を使うこともあったようだ。
 
レギュラーの誰も刀をほとんど使わなかったシリーズは『からくり人』の無印と『血風編』『富嶽百景』、そして『渡し人』と『橋掛人』であった。
 
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2013年2/26
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関連語句
富嶽百景 [3]〕
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