「イ・サン」の最終回で正祖王死去。没年は1800年。日本では寛政末期。大黒屋光太夫の帰国が1793年。長谷川平蔵没年が1795年。仕掛人・小杉十五郎が松平定信の護衛をしたのが1798年。「みをつくし料理帖」の澪が洪水で両親を失ったのが1802年。
 
NHK日曜夜11時台では1月20日から「トンイ」開始。正祖の祖父・英祖(イ・サンが世孫だった時の先代王)の母・淑嬪崔氏の生涯を描く。
 
インターネットで調べると、「トンイ」は「イ・サン」の最終回で描かれた時代(正祖没年、1800年)から120年さかのぼった1680年から話が始まり、これは日本で徳川綱吉が将軍になった時代。当時、水戸光圀は水戸藩主だった。
 
 「イ・サン」の最終回で晩年の正祖が目指した飢えや搾取などのない理想的な国は今の朝鮮半島で実現しているとは到底思えない(特に北部)。日本の大河ドラマでは平家も源氏も徳川家康・秀忠も幕末の志士たちが何度も「日本の夜明け」を目指したことになっている。
 
「イ・サン」で描かれた正祖(1752~1800年)の生涯は日本では田沼時代とその後の松平定信による寛政の改革の時代を含む。定信の祖父は享保の改革を行った徳川吉宗(1684~1751)。「トンイ」の話が1680年から始まるとするとほぼ一致する。
 
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2013年1/15 1月
 
関連語句
イ・サン(twilog)