ツイート

 
虚実歴史研究家@kyojitsurekishi
「三丁目の夕日」「南極大陸」「梅ちゃん先生」のように、ドラマで「昭和」というと判で押したように昭和30年代(1955~64)ばかりを中心に扱うTV各局はアイデアが貧弱で藝がない。一方「ブラックボード」は昭和20年代、同50年代、平成10年代を扱って昭和30年代を割愛したのが英断である。
 
虚実歴史研究家@kyojitsurekishi
NHKニュースで英会話「日本と香港でドラえもん誕生前100年記念祭」の話題。香港では相変わらず7年半前の大山ドラ時代の主題歌イントロが使われていた。そろそろ国内外で今の主題歌を使ってもらうよう藤子プロ・シンエイ動画から働きかけたらどうか。
 
「梅ちゃん先生」第25週:梅子は3年ぶりに松岡と再会。再会は昭和34年とすると1959年。松岡が留学に行ったのが3年前として1956年か。この間「南極物語」「南極大陸」であるようにタロとジロが1956年に南極に置き去りにされ1959年に生存確認。「三丁目の夕日」でも題材になった。
 
あらすじ:連続テレビ小説「梅ちゃん先生」 【時代設定】第23週「みんなの宝物」昭和33年3月、臨月をむかえた梅子。西暦1958年、少年星飛雄馬が王貞治・花形満と初対戦。原辰徳誕生。梅子の子供(太郎?)は原監督とほぼ同い年で今年54歳だろう
【時代設定】昭和20年8月、下村梅子(堀北真希)は16歳。満年齢とすると昭和4年(1929年)生れ。「純情きらり」の桜子(宮崎あおい)は設定上1920年生まれ。
 
第25週は昭和34年(1959年)5月から話が始まっている。王貞治が巨人に入った年だ。『梅ちゃん』では5年後の東京五輪決定をテレビが報じることから始まる。2020年五輪を東京に招致したい人たちやテレビが家族団欒の道具だった時代を取り戻したいテレビ局が昭和30年代ブームを続けようとしているのであろうか。五輪決定で東京に店が増えることになり、梅子の地元では商賣敵が増えて経営の危機。五輪招致など地元住民にはろくなことにならないことがわかる。
東京スカイツリー完成に合わせて東京タワーができたときの「テレビへの憧れ」を日本に取り戻そうというテレビ業界の魂胆か。
 
「三丁目の夕日」「南極大陸」「梅ちゃん先生」のようにドラマで昭和というと判で押したように昭和30年代(1955~64)ばかりを中心に扱うTV各局はアイデアが貧弱で藝がない。一方「ブラックボード」は昭和20年代、同50年代、平成10年代を扱って昭和30年代を割愛したのが英断である。
 
前後一覧
2012年9/15~21
 
関連語句

参照