清盛は家を時子に任せて家を留守にすることが多くなったらしい。
今の若い夫婦であれば、男が妻子を家に残して仕事などでなかなか帰らないと、すぐ離婚であろう。
 
『巨人の星』で語られた川上哲治の現役時代もそうで、哲治は東京で選手生活を続け、妻は熊本で畑仕事をしていたようだ。星一徹は川上哲治との対談で川上の妻をほめていた。1969年の初春、開幕前の時期であった。
この妻は1年後の1970年春のキャンプの時期に夫とヨーロッパ旅行に行ったが、一徹からの電話で旅行は中断。川上の妻は一徹に「旅行先まで野球を持ち込まないでください」と怒っていた。
 
平治の乱のあと、清盛(演:松山ケンイチ)の正室になった常盤御前(演:武井咲)と清盛の間に生まれた女の子が捨てられたと言われているが、これは『義経』で後藤真希が演じた能子ではなかろうか。
 
北条政子の話で『義経』のほかに『草燃える』の映像も出た。
 
『梅ちゃん先生』は五輪効果で視聴率が上がったが、『平清盛』は五輪のせいで視聴率が歴代大河で最低を記録してしまった。
 
常盤の息子・義経が平家を滅ぼしたことが結果として、戦で敗れた側の子供が処刑される戦国の世の悲劇を生んだのだろう。
時子はのちの二位の尼。壇ノ浦で安徳天皇とともに入水自決した。
 
壇ノ浦の合戦があったのは西暦1185年。この年に源頼朝は日本各地に守護・地頭を置き、鎌倉幕府の基礎ができた。今ではこの1185年から鎌倉時代が始まったとされている。1192年は頼朝が征夷大将軍になった年であった。
 
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2012年8/13前後
 
関連語句
壇ノ浦 源平(タイトル検索) 源平(内容検索)

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