『水戸黄門』における「うっかり八兵衛」の経歴

うっかり八兵衛の初登場は1970年の『水戸黄門』第2部である。

第2部で光圀が犬の皮を綱吉に献上しており、これは元禄6年、1693年であった可能性がある（下注釋）。

一方、うっかり八兵衛がお供の座をちゃっかり八兵衛に譲ったのも1693年だった可能性がある。

2009年放送の第40部で光圀が鶴岡を訪れた際、前の藩主の法要のために密姫がお国入りの最中だった。

これが十三回忌であれば1693年である。

すると、うっかり八兵衛が光圀のお供だったのは1年間だけか？

しかし、1971～72年放送の第3部の舞台は墓参の描写から1690年であり、やはり八兵衛が登場した。

初代八兵衛が1690年から1693年まで光圀のお供をしていたことになる。

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