高田馬場の決闘というと元禄のそれが有名だが『剣客商売』の舞台は1世紀近く経過した田沼時代である。
お初(演:田中千絵)が「武士の誇りも面子もわかりません」との言。
「面子(メンツ)」はシナ語の「面子(mianzi)」であろう。
漢字の熟語で音読みで読むものはシナ語起源だが日本人が造語したものもある。
「メンツ」の場合、「子」が「ツ」になっている。
 
「障(シャウ)」
「扇(セン)」
「孫(ソン)」
「餃(ギョー)」
「包(パオ)」
「帽(ボウ)」
「太(タイ)」
「椅(イ)」
「面(メン)」
(カウ)」
 
こうして見ると江戸時代からありそうな単語は「障子」「扇子」「孫子」「帽子(烏帽子)」「太子」「格子」である。
「椅子」も戦国武将が椅子に座っていたくらいだから江戸時代にも語彙はあっただろう。
もし「面子」が江戸時代から日本語に入っていたら「メンシ」とでも読まれたと考えるのが普通だ。
「餃子」はおそらく山東省の發音が満洲語などを経由して満洲開拓時代の日本人にもたらされた結果らしい。
 

日本の時代劇で田沼意次を比較的好意的に描いていたのは「剣客商売」と「翔んでる!平賀源内」のようで、後は「殿さま風来坊隠れ旅」等、田沼意次の賄賂政治で権力者の不正が続出したという話になっている。その田沼時代に代って綺麗な政治を目指した松平定信はこれまた時代劇で評価が分かれる。

午後1:45 · 2012年10月4日

 

@kyojitsurekishi

松平定信は「大江戸捜査網」では隠密同心を組織して悪を退治させていたが「だましゑ歌麿」ではどちらかというと歌麿の敵であり、長谷川平蔵はその中間。「おろしや国酔夢譚」で定信は帰国した大黒屋光太夫の受入を一度は拒もうとした冷たい政治家として描かれていた

午後1:47 · 2012年10月4日

 

@kyojitsurekishi

必殺シリーズで文化・文政時代は不正がまかり通り、法とは名ばかりの時代で、弱い庶民が苦しんでいたという設定。一方、鳥居耀蔵が江戸町奉行となっていた天保後期は改革による綱紀粛正で庶民の自由が奪われていたという歴史観になっている。

午後1:51 · 2012年10月4日

 

@kyojitsurekishi

映画「おろしや国酔夢譚」で大黒屋光太夫を演じた緒形拳と庄蔵を演じた西田敏行はNHK大河ドラマの秀吉役同士(それぞれ「太閤記」「おんな太閤記」)。松平定信を演じた江守徹と緒形拳は大河ドラマの大石内蔵助役同士(それぞれ「元禄太平記」「峠の群像」)。

午前3:11 · 2014年1月18日

 

@kyojitsurekishi

T-CupBlog>〔【時代劇の時代設定】影の軍団II~江戸の鷹~陽炎の辻~翔んでる!平賀源内~逃亡者おりん~殿さま風来坊隠れ旅~剣客商売~隠密秘帖

午前11:21 · 2014年10月24日

 

「目が不自由」と「盲目」が台詞で使われている。「メ ク ラ」は使えないんだな。放送が西暦2000年。時代劇の歴史の中ではつい最近だ。
 

〔ば@you_i_dongさん〕

BSフジで剣客商売5の消えた女 大二郎一家が池の周辺で遊んでいる場面で大二郎が息子の小太郎に[走れ走れ]と囃し立てていたが、まさか「走れ小太郎」ってんじゃ無いよねw(わからない人は親御さんに訊いて下さいw)

午後7:17 · 2017年1月22日

 

〔ひろし・カーミット@misterhiroponさん〕

こちらでしょうかw?

午後7:43 · 2017年1月22日 日本から·Twitter for iPhone

 

〔ば@you_i_dongさん〕

はいw

午後8:40 · 2017年1月22日

 

仕事人スペシャル「主水、競馬で大穴を狙う!?」もありました。内容は「北斗の拳」の影響を受けてましたが、仕事人SPで高田純次が長谷川平蔵を演じていたのが奇遇ですね。「鬼平」は寛政の改革の時代の話で、「剣客商売」はその前の田沼時代の話でした。

午後10:40 · 2017年1月22日

 

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2012年6月 7/1~7/8 
 
関連語句
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