中村主水が北町奉行所から南町奉行所に移る寸前、主水の北街時代の同僚の話では南町奉行が新任の「甲斐様」。
主水が裃を着て南町に出勤。
ここにある書類では「天保拾貮年」とあるが、月日はよく見えなかった。
劇中の様子から夏ごろか。
 
『仕業人』第壱話「あんたこの世をどう思う」は仕置屋グループ崩壊から1年後の冬に始まり、最終回「この結果をどう思う」の前の回である「この逆恨を~」では夏であった。
 
天保12年は天保元年(1830年)から11年後だから1841年で、その夏にはまだ鳥居は南町奉行になっておらず、矢部駿河守が南町奉行だったはずだ。
 
『仕置屋』の放送時期は1975年7月から1976年1月までで、夏から冬。
『仕業人』の放送時期は1976年1月から7月までで、冬から夏である。
だから『仕置屋』最終回「崩壊が見えた」と『仕業人』第壱話は雪のシーンだったのだろうが、劇中では1年の空白期間がある設定だった。
もし、仕置がグループが1841年の夏に活動を初め、1842年初めに解散していたとして、1年の間を置いて1843年初めから同年夏まで仕業人グループが活動していたとすると、1842年冬(年始か年末か不明)に主水が仕事人として香港に渡ったのは仕置屋と仕業人の間の時期になる。
 
印玄と市松がそれぞれ悪人を仕置するときの音楽が、かつてレンタルで見たVHSのビデオと、実際の放送では違っていた。
ビデオでは印玄のときは『仕置人』のエンディングでよく使われた曲だったが、今回の放送では『仕置屋稼業』の主題歌「哀愁」の別アレンジである仕置屋の仕置のテーマ曲だった。
また、ビデオでは市松が近江屋を仕留めたときはその後何度も使われた市松のテーマ曲のバラードがかかっていたが、今回の放送では別の音楽だった。
 
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2012年6/22~26
 
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