『
太祖王建』は9世紀の
新羅(356~935)の衰えから
後高句麗(899~918)などの後三国時代、そして10世紀の
高麗(936~1392)建国までの時期を描いている。
태조 왕건
The King Wang-Geon
紀元前37年建国とされる
高句麗は668年にほろび、
渤海国は698年建国で926年に滅んだ。
日本では645年の大化の改新で
公地公民の制度が土地の私有を禁じたが、1世紀近くたった743年に
墾田永年私財法(
墾田永世私財法)が出て条件付きで土地の所有が認められ、貴族や寺社が土地を所有し、
荘園となった。そういう富裕層や知識人は渤海からの使者が来ると我先に渤海人と交易をしようとしたらしい。
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