時代劇『新・座頭市III』
第13話「鬼が笑う百両みやげ」
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座頭市(演:勝新太郎)が出会った男が冤罪で引き回しにされたが、その罪状を示す札とそれを別の男が読みあげた台詞から、天保9年3月30日と推定できる。
立て札には縱書きで
と書いてあったようだ。
 
天保9年とは天保元年(1830年)から8年後なので1838年。大塩平八郎の乱の翌年で、『八丁堀の七人』と時代が重なる。次の年は1839年で、蛮社の獄があった年で、旧からくり人グループが壊滅した。
 
徳川家斉は1837年に将軍職を家慶に譲って大御所となり、1841年没。
それと前後して1840年に遠山金四郎が北町奉行になった。
『江戸を斬るII』で遠山の奉行就任が描かれた。
 
勝新太郎主演『座頭市』では国定忠治の名前も出てくる。
 
『新・座頭市II』第3話の副題は「天保元年駕籠戦争」らしい。『II』から『III』までに劇中で8年が経過したか?
 
【時代劇の時代設定】勝新太郎座頭市:男が引き回しにされる場面の札で天保9年(1838年)と判明した。