『朝ズバッ!』は新聞のテレビ欄では『朝ズバ!』である。

みのもんたが刀を捨てる場面で、撮影では抜いた刀をそのまま地面に置いていたが、里見浩太朗によると本当は納刀して鞘(さや)ごと地面に置くはずだったらしい。
手持ちのパソコンでは「のうとう」で変換しても「納刀」が出ない。

番組で『水戸黄門』が42年5箇月、1227回、最高視聴率43.7%、由美かおるの風呂が200回超と紹介された。実際は最終回SPで201回らしい。
スタートは1969年8月なので確かに42年5箇月だ。

里見浩太朗は『水戸黄門』が道徳を教える教材であるという見方だった。
以前は「テレビを観ないで勉強しろ」と言われたように、勉強はテレビとは別だった。
今は猫も杓子もテレビで勉強、教育という時代になってしまった。

この日の夜は外出中なので『水戸黄門』は観られない。
以前は録画できたが、テレビが地デジ化したせいで録画ができなくなった。
テレビとはそういうものだ。
TSUTAYAで東野英治郎の時代の『水戸黄門』第1部をレンタルできる。
テレビの役目が終わったというのはそういうことであろう。

『水戸黄門』での光圀の旅の距離は合計して10面9000kmらしい。
もちろん劇中設定で光圀が42年も旅をしたわけではない。
63歳で隠居した光圀が42年も旅したら105歳。その32年前に他界していたわけだから。
それから『大岡越前』『江戸を斬る』『ハンチョウ』などのために休止を考えると、『水戸黄門』は毎年半年余り放送されていただけだから、42年間でも実際は20数年くらい。
1227回だから1226週間として52週間(=1年)で割ると実際はおよそ24年になる。
それでも光圀の隠居期間の2倍半。

終了から1年後
2012年12月19日
「水戸黄門が北大路欣也主演で復活」というのが週刊実話による誤報であれば、これも東野・西村・佐野黄門時代の「不文律」を理解していない記者が石坂・里見黄門のイメージでこしらえた風説または流言飛語であろう。
tweet

前後一覧
2011年12/19 12月
2011年12月(T-CupBlog)