英祖(영조、1694~1776)が王妃と出会ったのが14年前で、英祖66歳、王妃15歳のとき。

すると劇中において英祖は80歳。満80歳なら1774年、数え年なら1773年。

1774年は日本で杉田玄白らの『解体新書』が出た時期である。

王が王妃と出会ったのは1760年または1759年。日本では家重の時代の末期、将軍は家治の時代である
このとき王妃が15歳だったとすると1744年または1745年生まれ。
伊能忠敬(1745~1818)と同い年だったことになる。

王妃は劇中で30歳くらい。

主人公・世孫こと正祖(정조、1752~1800)は大黒屋光太夫(1751~1828)と1歳差だったことになる。
劇中では23歳くらい。
義理の祖母である王妃とは7歳差か8歳差である。主人公にとっては、ほとんど姉のような王妃だ。


劇中の王妃は明らかに貞純王后である。

世孫の爆殺未遂は一件落着し、王様の肖像画を描いた画家に話が移った。
男の画家は王の前で緊張して筆が走らず、いつも出ている女の子・成松淵(성송연)が代理で描いた。
その後、王様のリクエストで梅の絵を描いた。

その後、世孫が馬に乗って一人外出。
次回は12月4日放送。

なお、2012年1月放送の『逃亡者(のがれもの)おりん2』は1760年から1786年までの家治の治世を舞台としている。

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2011年11/20 11月

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