これぞ本当の「大リーグボール(3号ならぬ)1号」と呼ぶべき魔球だろうが、実際の野球ではボールに液体を塗るのは違反だし、審判がボールを取り替えるので、この方法は難しいだろう。
その後の座談会で、張本が星の下手投げを「バットをよける魔球」だと推理したとき、スポーツ紙の記者がこの映画について語った。
また、仮に木材を嫌う液体があったとしても、それが塗られたボールは木材に触れてから反発するはずで、木材に触れる前に物体がよけるとは考えにくい。下手をすると、むしろ打者に有利でよく飛ぶボールになってしまう。
『春の珍事』
野球の大ファンである大学教授が不思議な液体を発明し、その液体を利用してプロ野球選手になるという奇想天外な物語。実際はありえない話だが、コメディ作品では傑作中傑作。漫画『巨人の星』にも影響を与えた作品であり、野球映画として面白い作品である。
『春の珍事('49)』。野球好きの化学者が偶然木、木材を避ける薬品を開発し、これを秘密兵器としてメジャーリーグに投手として入団する……というのは、今現在製作するプロデューサーなんていないもんかね? ⚾#野球の日⚾
〔倉敷ねぼけ堂 一久@Ns6GpvSGVQZ9sIB〕
巨人の星の以前にも、魔球秘球を投げる投手の漫画はあって。 ちかいの魔球は読んだことがないが黒い秘密兵器は子供の頃に読んだことがある。 マガジン表紙の魔球は、渦のように投げる魔球で 下の黒い球は上の球の影。 そんなん、曇りの日やナイターではでけへんのでは?
〔倉敷ねぼけ堂 一久@Ns6GpvSGVQZ9sIB〕
ちなみに、 巨人の星の大リーグボール3号の元になったアイデアは、ハリウッド映画「春の珍事」に出てくる。 果樹の虫よけ薬を開発中、偶然できた薬を野球のボールに塗って投げるとボールがバット(木)を避けることを知り開発者自ら大リーグのピッチャーになってファンのチームを優勝に導く話。
〔本庄透@miyabippd〕
『春の珍事』(1949年) 大学で化学を教えるシンプソンは偶然にも木材に反発する液体を発明する。熱烈な野球ファンでもある彼はその液体を使ったあるアイデアを思いつくのだが...。レイ・ミランド主演、コメディアン出身のロイド・ベーコンが監督したベースボール映画の珍品です。