知立(ちりふ>ちりゅう)は愛知県にあり、劇中の人々は名古屋辯のような方言を使っていた。
愛知県は尾張と三河から成り、知立は三河に属するが尾張に近い。
尾張辯(名古屋辯)と三河辯は少し違うようだが、江戸時代には三河西端の知立では名古屋辯が使われていたのか。
Y!Japan 水戸黄門 知立 名古屋弁 [2]
Google 水戸黄門 知立 三河

 

知立は『1リットルの涙』の木藤亜也氏が入院していた秋田病院のあった町。
木藤亜也氏は愛知県豊橋市出身で、豊橋は三河にある。
『1リットルの涙』の文庫本に出てくる台詞は三河辯であり、名古屋の方言とは違う特徴が多い。
愛知であれば尾張徳川家の地元である。

 

9月19日の『水戸黄門』は敬老の日にちなんだ内容であった。
本来、敬老の日は9月15日で曜日が毎年違っていたが、2003年から9月の第3月曜日となった。

 

殿様(藩主の甥)が姥捨て山(または姨捨て山)をこしらえていた。
「姥」は「大姥局」でも使われる漢字だ。

 

光圀と助三郎は薬屋と医者に化けて殿様に謁見。こんな偽装はすぐばれそうなものだ。
殿様から年齢を訊かれた光圀は「60を過ぎております」。
光圀は1690年に63歳で隠居し、73歳で没した。この劇中の光圀が70に達していなかったとすると、数え年70歳になったのは1697年だからそれより前の話。
殿様の前で助三郎は「長崎で蘭学を学んだ」と嘘を言っていた。
日本で蘭学が發達したのは、吉宗が洋書の禁輸を緩和してからであるが、綱吉の時代に蘭法医が日本にいたのだろうか。

 

今回、助三郎、格之進、弥七、楓の殺陣(たて)は彼らが老人たちを解放する場面で描かれた。
クライマックスの印籠シーンの前では、立ち回りはなく、藩主が怒って刀を抜いたとき、助三郎が取り押さえただけで、すぐに格之進が印籠を出していた。
『水戸黄門』で恒例の立ち回りシーンについて「乱闘する前に印籠を出せばいいのに」とは誰もが思うことで、今回の『水戸黄門』ではそれが生かされている。
Y!Japan 水戸黄門 中村玉緒

 

ところで八兵衛とおよねが焼きおにぎりをほったらかしにしておいたのはもったいない。あとで食べたのだろうか。

 

『まんが日本昔話』で「うばすて山」の話を見た記憶がある。
姨捨山という山が長野県にあるらしい。
「姨」はシナ語で叔母または子供が年の離れた姉のような人を呼ぶ言い方(日本で「お姉ちゃん」)に相当する「阿姨」で使われる。
『水戸黄門』第43部のHPでは「姥捨て山」となっている。

 

劇中、光圀が姥捨て山の政策を批判。
光圀は「人は誰も老いる」ということを基本に、「親がいて子がいて孫がいる」という教えを殿様に与えた。こういうときこそ、第3話の平塚で話題となった「生類憐みの令」の出番ではなかろうか。

 

9月21日は台風が関東を直撃。光圀の訪問先である茨城や福島の人たちは大変だろう。
9月21日22時31分ごろ茨城県北部を震源とする地震があった。

 

 

知立の回で印籠シーンの前に殺陣が少なかったのも脚本家が人間ドラマを重視したためであろう。

 

平成25年tw

六郎太 All For Victory(@Rokurouta_55)さん / Twitter

昨日見た水戸黄門で助さん格さんが、岡崎なのに尾張弁を使ってた。まぁ知らない人にはどうでも良いことだが、気になる人には気になるところ。

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@kyojitsurekishi

岡崎は三河ですね。水戸黄門では舞台が知立なのに台詞が名古屋(辯)つまり尾張弁だったことがあります。同じ愛知県だから三河も尾張も一緒にされるんでしょうね。
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ありがとうございます。観たのは第21部2話でした。ちょうどCSで再放送中なのでが、時代考証というより雰囲気重視だと思いますね。

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ウルトラマン→最初から光線出しとけ 

仮面ライダー→最初からキックしとけ 

水戸黄門→最初から印籠出しとけ 

石原さとみ→最初から叫んどけ←New!!

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返信先:@yuri_drum_fatさん

「水戸黄門はなぜ最初から印籠を出さないか」と言われますが第43部の知立の話(ゲストが中村玉緒)では印籠シーンの直前に助格はほとんど闘っていません。それで番組HP掲示板(今は閉鎖)で視聴者から「殺陣がない」と批判されてました。

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平成27年tw

里見浩太朗主演 #水戸黄門 2時間スペシャルで印籠シーンが早すぎるという不満を持つ人がいるだろうが、視聴者が「もっと早く印籠を出せ」と突っ込んでおきながら、そうなると「いつもと違う」と文句を言うのは矛盾。マンネリに飽きた人は石坂黄門を評価したのか

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令和5年tw

 

 

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