カール・セーガン(Carl Sagan)博士は宇宙の誕生を今から150億年前としたが、今では137億年前とされている。少しだけ逆サバ読みであった。
150億年前と137億年前の差を、150年前と137年前の違いに置き換えて考えてみる。
西暦2011年から150年前は1861年で幕末であり、1860年の桜田門外の変のあとで公武合体が進んでいた時期。1862年には未来(現代)の世界から医師・南方仁がタイムスリップしてきた。1863年に薩英戦争、清河八郎が浪士隊を結成するも、分裂し、脱退者の一部が新撰組を結成した。
西暦2011年から137年前は1874年で明治時代であり、1871年の廃藩置県と断髪令のあと、1873年に日本で太陽暦を導入。1876年の廃刀令、1877年の西南戦争まであと少しという時期であった。
宇宙が137億歳なのを150億歳にするのは、明治初期生まれだった人を江戸時代末期生まれにするようなものか。
150億年前と137億年前の差を、150年前と137年前の違いに置き換えて考えてみる。
西暦2011年から150年前は1861年で幕末であり、1860年の桜田門外の変のあとで公武合体が進んでいた時期。1862年には未来(現代)の世界から医師・南方仁がタイムスリップしてきた。1863年に薩英戦争、清河八郎が浪士隊を結成するも、分裂し、脱退者の一部が新撰組を結成した。
西暦2011年から137年前は1874年で明治時代であり、1871年の廃藩置県と断髪令のあと、1873年に日本で太陽暦を導入。1876年の廃刀令、1877年の西南戦争まであと少しという時期であった。
宇宙が137億歳なのを150億歳にするのは、明治初期生まれだった人を江戸時代末期生まれにするようなものか。
宇宙が誕生して10億年後にはブラックホールがあったらしい。これは127億年前か。
時間を1億分の1にすると、生誕137周年の人が10歳だったときだから、1874年生まれの人が1884年当時満10歳だったときの話だ。
時間を1億分の1にすると、生誕137周年の人が10歳だったときだから、1874年生まれの人が1884年当時満10歳だったときの話だ。
2011年6月15日を基準とし、1億年前と1年前にした場合を比較する。
1/1億は1億分の1、1/2億は2億分の1の意味である(「2分の1」億ではない)。
1/1億は1億分の1、1/2億は2億分の1の意味である(「2分の1」億ではない)。
137億年を137年に縮めた場合の比較
宇宙誕生時(137億年前)→1/1億→西暦1874年(137年前)
(宇宙誕生→1/1億→明治初期、太陰暦導入の翌年)
宇宙誕生時(137億年前)→1/1億→西暦1874年(137年前)
(宇宙誕生→1/1億→明治初期、太陰暦導入の翌年)
生誕10億年(127億年前)→1/1億→西暦1884年(127年前)
(初期のブラックホール存在→1/1憶→明治後期、秩父事件)
(初期のブラックホール存在→1/1憶→明治後期、秩父事件)
生誕90億年(47億年前)→1/1億→西暦1964年(47年前)
(地球誕生直前→1/1億→東京五輪当時)
(地球誕生直前→1/1億→東京五輪当時)
生誕100億年(37億年前)→1/1億→西暦1974年(37年前)
(生命誕生→1/1億→長嶋茂雄引退)
(生命誕生→1/1億→長嶋茂雄引退)
生誕134億年(3億年前)→1/1億→西暦2008年(3年前)
(古生代→1/1億→北京五輪)
(古生代→1/1億→北京五輪)
生誕136億年(1億年前)→1/1億→西暦2010年(1年前)
(恐竜の時代→1/1億→上海万博)
(恐竜の時代→1/1億→上海万博)
137億年を69年に縮めた場合の比較
宇宙は膨張と収縮を繰り返すという説と、永遠に膨張するという説がある。
次に宇宙の寿命を150億年(あと13億年後)前後と假定し、これを人間の75歳に当てはめて比較してみる。
この場合、今の宇宙は137億歳なので、人間の68歳と半年に相当する。
2011年から68年前は1943年、69年前は1942年である。そこで1942年または1943年生まれの人の年齢と宇宙の年齢を比較してみる。
宇宙は膨張と収縮を繰り返すという説と、永遠に膨張するという説がある。
次に宇宙の寿命を150億年(あと13億年後)前後と假定し、これを人間の75歳に当てはめて比較してみる。
この場合、今の宇宙は137億歳なので、人間の68歳と半年に相当する。
2011年から68年前は1943年、69年前は1942年である。そこで1942年または1943年生まれの人の年齢と宇宙の年齢を比較してみる。
宇宙誕生までの137億年とを1942年から2011年までの69年に喩えた場合はこうなる。
宇宙誕生時(137億年前)→1/2億→1942年0歳(69年前)
(宇宙誕生→1/2億→真珠湾の翌年)
(宇宙誕生→1/2億→真珠湾の翌年)
生誕10億年(127億年前)→1/2億→1947年5歳(64年前)
(ブラックホール存在→1/2億→終戦後2年)
(ブラックホール存在→1/2億→終戦後2年)
生誕91億年(46億年前)→1/2億→1998年46歳(23年前)
(地球誕生→1/2億→昭和末期)
(地球誕生→1/2億→昭和末期)
生誕101億年(36億年前)→1/2億→1993年51歳(18年前)
(生命誕生直後→1/2億→細川政権)
(生命誕生直後→1/2億→細川政権)
生誕135億年(2億年前)→1/2億→2010年68歳(1年前)
(中生代三畳紀→1/2億→上海万博)
(中生代三畳紀→1/2億→上海万博)
137億年を68年に縮めた場合の比較
次に1943年生まれの場合で考える。
次に1943年生まれの場合で考える。
宇宙誕生時(137億年前)→1/2億→1943年0歳(68年前)、
(宇宙誕生→1/2億→真珠湾の翌年)
(宇宙誕生→1/2億→真珠湾の翌年)
生誕10億年(127億年前)→1/2億→1948年5歳(63年前)
(ブラックホール存在→1/2億→終戦後3年)
(ブラックホール存在→1/2億→終戦後3年)
生誕91億年(46億年前)→1/2億→1998年45歳(23年前)
生誕101億年(36億年前)→1/2億→1993年50歳(18年前)
生誕135億年(2億年前)→1/2億→2010年67歳(1年前)
生誕136億8000年(2000万年前)→1/2億→2011年5月8日(0.1年前)、67~68歳
一方、ネットでは宇宙はあと37億年以内に消滅する可能性があるらしい。すると宇宙の寿命は174億年である。
150億年を75年に喩える計算方法では、174億年を2億分の1にすると87年、1942年または1943年生まれの人がこの年齢になるのは西暦2029年または2030年である。
150億年を75年に喩える計算方法では、174億年を2億分の1にすると87年、1942年または1943年生まれの人がこの年齢になるのは西暦2029年または2030年である。
137億年と150億年の違いは、68億5000万年と75億の違いだから、68歳6箇月の人と75歳ちょうどの人の違いのようなものだ。