「未来の国からはるばると」でドラえもんはセワシ、のび太とタケコプター(当時はヘリトンボ)で飛ぶとき、のび太の半ズボンにプロペラを着けてしまい、タケコプターはのび太のズボンだけ残して飛び、のび太は落下してしまう。
一方、頭に着けた場合、ドラえもんものび太も空中を水平に移動する時は胴体も水平になっている。これは移動の空気抵抗による風で身体が押されて水平になっていると思われる。
これでは頭からタケコプターが外れてしまう危険性がある。

 

胴体を水平に保って飛ぶなら、下半身にもう一つのタケコプターを着けるべきである。

 

漫画の描写

○━[胴体]━┓←

 

現実的な着け方
┳___┳
○━[胴体]━┓←

 

「ガッコー仮面登場」では中学生ののび太が覆面をかぶり、その上からタケコプターを着けて飛んでいた。
この覆面は外から引っ張ると外せるタイプで、普通に考えるとタケコプターが覆面だけ連れ去っていきそうなものだ。
映画『のび太のワンニャン時空伝』ではのび太がワンニャンごっこつけ耳を着けて水中に落ちるとそのつけ耳も外れていた。
一方、ドラえもん、静香、ジャイアン、スネ夫は平気でつけ耳の上にタケコプターを着けて飛んでいた。

 

人類は鳥のように飛びたいと願って飛行機を作りだしたが、夢は叶ったらそれが当然となり、必ずしもいいこととは限らない。今でも繰り返される飛行機の墜落事故がその例だ。
『ドラえもん』のタケコプターなど、もし実用化されたら免許が必要か否か、空中衝突などによる墜落事故における賠償責任など、航空法の面で今と異なる整備が必要になる。
22世紀のトーキョーではのび太が高所から落ちても落下の途中で反重力機能が働き、ケガを防ぐ。ドラえもんが出す多くの飛行道具はそういう社会でのみ安全に使えるわけだ。

 

/新・タケコプターはどうやって飛んでいるの?【ドラえもん雑学】/

 

 

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