柳田理科雄が劇中の彗星の軌道の図から推定した落下地点は大西洋。
劇中では日野の大和田村。いずれにしろ大地震になったことは確か。
日本の反対側に落下しても日本に少しは波が来たはずだ。

 

徳川吉宗の将軍在職期間と『暴れん坊将軍』の放送期間対照

『暴れん坊将軍』は1978年に始まって2008年の最終回スペシャルまで足掛け30年続いた。
吉宗も1716年から1745年まで29年、約30年将軍をつとめたので、時間の長さは合う。
ただ、劇中の時間の流れが放送の時間の流れと一致はしていない。
第8部と第9部は番組放送20年の時期に放送されたが、第8部登場した徳川綱條は吉宗が将軍になって2年後に他界しているし、第9部に登場した西川如見が吉宗から呼ばれたのは吉宗が将軍になって3年たった時期であった。その第9部の最終回では吉宗と宗春の最終対決が描かれ、これは吉宗が将軍になって約20年後の設定なので。第9部という1シリーズの中で時代が四半世紀以上進んだことになる。

 

東京では『暴れん坊将軍』の彗星落下の話は2011年9月15日(木曜)の朝10時半~11時25分にも再放送される。

 

暴れん坊将軍の彗星の話。悪党の黒幕は例によって尾張宗春。史実では西川如見が江戸に呼ばれ吉宗に越権したのは1719年。円道祥之氏が空想歴史読本で述べているように当時宗春は尾張藩主ではなかった。ただ、この話の歴史的な背景については柳田理科雄氏の空想科学読本3欄外の方が詳しい。
Twitterkyojitsurekishi(虚実歴史研究家)-2012年09月12日 23時42分
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暴れん坊将軍で西川如見は彗星の軌道を正確に算出した。如見が吉宗に謁見したのは1719年。彗星の軌道が楕圓だとわかったのは1682年に地球に接近したハレー彗星が1759年に再接近した時。劇中の如見はその40年前に彗星の楕圓軌道を看破していた。(参考:柳田理科雄氏「空想科学読本3」)
Twitterkyojitsurekishi(虚実歴史研究家)-tweet

 

「暴れん坊将軍」では彗星も小惑星も一緒で、ホウキ星が隕石や流れ星と一緒にされてた。高速で近づく天体は進行方向の光の波長がドップラー効果によって縮まって青く見えるはずだが、劇中ではシャアを思わせる赤い彗星だった。赤方偏移する天体は遠ざかってるはず。
8:31 - 2014年12月11日:Twitterで表示された日時

 

今思うと、たとえ彗星の落下場所が八王子あたりでも彗星が落下すれば東日本各地が地震で被害を受けたはずだ。
2:12 - 2015年1月13日:Twitterで表示された日時
実際は2015年1月13日19:12

 

 

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