糸なし糸電話+コンピューターペンシル

2011年3月11日以降の東日本大震災では携帯電話が役に立たず、避難所に臨時の公衆電話が作られた。さらに原發事故による計画停電で電話も使えなくなった。旧式の黒電話なら電話線から電気が補給されるが、ファックスや留守電の入った電話だと電話線意外に電源が必要になる。コンロで湯を沸かすのもガスだけならできるが電動湯沸かし器では停電すると湯を注ぐこともできない。
どうも文明はだんだん不便な方向に進んでいるようで、電話会社も家電会社も製品を災害に弱い物にしているようである。

 

2012年10月02日(火)
旧LINK先
文化会講演会「大山のぶ代のおもしろ人生アレコレ」に200人が聴講 中京大学
◎第33回六甲祭 人気企画今年も続行 講演会は大山のぶ代氏 - 神戸大学ニュースネット委員会<携帯版>
神戸大学の講演が大山のぶ代か。秘密道具の実現の例として糸なし糸電話を取り上げたのは大山のぶ代だった。どんな話をするんだろうか。本人の闘病と家や仕事の人間関係か。ドラえもんと原子力エネルギーの問題・・・・の話はしないだろうな。
posted at 09:32:09

 

大山のぶ代はドラえもん秘密道具の実現の例として「糸なし糸電話」を挙げた。講演ではどんな話をするんだろうか。本人の闘病と家や仕事の人間関係か。ドラえもんと原子力エネルギーの問題・・・・の話はしないだろうな。
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ドラえもんの秘密道具で「コンピューターペンシル」の他に「電子頭脳つき自動ボールペン」もあった。ワープロが既に「電子計算機+筆記用具」である。
17:41 - 2015年6月23日

 

 

前後一覧
2011年3/22 3月

 

関連語句
糸なし糸電話
糸なし糸電話<古→新>(twilog)

注釋
aicezuki
aicezukiの質問の一覧がこれ(aicezukiさんのMy知恵袋である。
同じIDで、しかも回答があった質問でベストアンサーを選んで解決済みにしているので、しっかり証据が残ってしまっている。
aicezuki は携帯による知恵袋利用では達人かも知れない。大学の試験ではノートや電卓持ち込み可というのがある。むしろ今の時代、携帯で検索することを前提とした試験もあって不思議でないし、aicezukiはそういうテストを受ければよかったかもしれない。その場合、当然、問題のレベルはさらに上がるであろう。ほとんどの問題を検索なしで回答できる人が確実に合格できるに違いない。
a0tja0jt というハンドルネームの投稿者も同じような質問を繰り返していた。
なお、犯人は二人の高校生として特定され3月2日の産経新聞大阪版の夕刊で記事となり、同日午後の大阪よみうりテレビ『ミヤネ屋』で速報。なお、東京では産経は夕刊を出していたいので大阪だけで新聞報道された記事になる。結局、19歳の予備校生が単独でやったカンニングであった。

 

コンピューターペンシル
てんコミ第1巻「一生に一度は百点を…」に登場。『大全集』第1巻にも収録されており、1973年『小六』12月号掲載。のび太はジャイアン、スネ夫とともに静香の家でクリスマス会の打ち合わせをしており、その直前、宿題を早く終わらせるためドラえもんが「コンピューターペンシル」を貸した。
実は1970年『小三』3月号掲載の「のび太が強くなる」で「でん子ずのうつき自動ボールペン(電子頭脳~)」が出ており、『大全集』第1巻90ページに収録されている。いずれものび太の宿題をすませるため、ドラえもんが非常手段として与えた物だ。
「一生に一度は百点を…」でのび太がコンピューターペンシルをテストで使おうとすると、ドラえもんは「ずるい!!それじゃカンニングと同じだ!」と激怒。のび太は試験では結局、コンピューターペンシルは使わず、普通の鉛筆で試験を受けたが、のび太がドラえもんに返したコンピューターペンシルはそっくりの偽物で、ジャイアンによって普通の染筆とすりかえられていた。結果、ジャイアンはコンピューターペンシルを使って一人だけ100点。出木杉君がこのとき何点だったかは不明。
最終的にジャイアンの父親がジャイアンの不正を見抜き、ジャイアンが父親によってボコボコに殴られたのは言うまでもない。ジャイアンは「百点なんかこりごりだい!!」と言ってドラえもんにコンピューターペンシルを返却した。
なお、のび太の学年が掲載誌の読者の学年と同じとすると、「でん子ずのうつき自動ボールペン」を使ったのび太は1960年8月7日生まれで、「コンピューターペンシル」を使ったのび太は1961年8月7日生まれになり、1歳違いの「別人」ということになる。

 

携帯電話には時計の機能もある
のび太とドラえもんが鉛筆を進化退化放射線源で進化させたところ、「自動タイプえんぴつ」マイクつきのペンになり、ペン先を紙に当ててしゃべると、マイクで話したことばがペン先から活字として入力される。
これは、ききがきタイプライターの小型化されたものだが、『みきおとミキオ』では2074年の正月、みきお(ミキオになりすましていた)がこれを使って日記をつけ、しかも嘘を書くとインクが出すぎて日記をダメにする驚くべき機能をそなえていた。
同じ放射線源でラジオを進化させると腕ラジオになり、テレビ、テープレコーダー、トランシーバーつき。腕ラジオに腕時計の機能があるか不明だが、今の携帯電話はこの機能をほぼそなえている。
なお、この放射線源は『のび太のワンニャン時空伝』では「進化退化光線銃」である。
電車内で「優先席付近では携帯電話の電源をお切りください。それ以外の場所ではマナーモードに設定の上、通話はご遠慮ください」とあるが、電車内で通話をしている人はかかってきた場合のみで、大抵はメールをやっている。それは「通話はご遠慮ください」のアナウンスが功を奏しているとも解釋できるが、優先席付近で電源を切っていない人も多い。そもそも道案内、路線案内などを携帯でできるようにして、時計の機能も入れたせいで、路線図や腕時計を持ち歩かない人が増えた。そんな状況で電車の中の携帯の使用を禁止しても限界があるだろう。

 

『ろぼっ子ビートン』
ビートンは計算能力を持っていたが、ドラえもんは電卓や筆算で計算したことがあり、ドラえもんを作った工場長が人間を上回る計算能力をドラえもんの電子頭脳に与えなかったのが不思議である。

参照
東京MXテレビ『企業魂』で「読むペン」を紹介
藤子作品関連(2011年2月~3月)