3月6日夜8時放送の第9話「義父(ちち)の涙」は12日土曜日昼1時5分再放送のはずだったが、11日に東北関東大震災があったことにより、19日掘る1時5分に変更。
3月13日四夜8時放送予定の第10話「わかれ」は20日日曜夜に変更。自分の地元で計画停電が2回あるが、『江』と『蒼穹の昴』(第24話「命乞い」、夜11時15分から)は観られそうだ。

3月27日には『江』の第11話「猿の人質」と『蒼穹の昴』第25回(最終回)「永遠の昴」が放送された。
TBSの『金八先生』最終回スペシャルが裏番組。武田鉄矢も大河ドラマで戦国武将などを何度か演じていたのだが、今度はライバルとなった。

『江~姫たちの戦国~』では秀吉を3姉妹の親3名を死に至らしめた悪党として描いているようだが、戦国の世では戦に勝ち続けた武将は秀吉のような立場になり、戦のたびに恨みを受けるのは覚悟の上だろうし、また、市が嫁いだ浅井長政と柴田勝家がどちらも戦で敗れた結果、市が自害となったのである。

もし浅井長政が戦に勝ち続ければ、逆に浅井に敗れた者たちが浅井を恨んだであろう。たまたま同じ人間が2回も敗者の側にいた可能性もある。

秀吉は最初は3姉妹に対して平伏していたが、信長と市が故人となると、徐々にその呪縛から抜け出そうとしているように見える。
茶々は秀吉を許さないと言ったが、その茶々が秀吉の側室となり、最終的に大坂城で秀頼とともに自害し、それで豊臣家を滅ぼす結果になったのだから、戦国の女としては最大の「仇討ち」をしたことになるだろう。
一方、秀吉に代わって3姉妹に謝罪していたおねは『おんな太閤記』では家康を支持し、間接的に豊臣を追い詰めた。
淀君と北政所という、他家から木下~羽柴~豊臣家に嫁いだ女が、対立しながら結局、豊臣の天下を終わらせたのは奇妙な運命ではある。

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2011年3/18 3月