計画停電で信号機が消えて交通事故で死者が出た。10年ほど前中国に留学や仕事で滞在していたとき、信号のない道を横切るすべを身に付けたが、3年前に中国をパック旅行で訪れたとき、他の日本人は信号のない道を渡ることができず困っていたようだ。

子供が車にひかれる事故が多いが、目の前の信号が青だからといって安心するのは日本人くらいではなかろうか。信号を確認した上で車が周りに来ているか確認して道路を負う伝する必要があり。

東京電力の計画停電のせいで、停船中の蝋燭の火で火災が起きたというニュースもあった。
江戸時代を扱った時代劇で、江戸っ子が夜に蝋燭や行灯の灯で内職などをしているのは嘘らしく、大野敏明氏によると江戸時代の人は夜になると家を閉めて寝てしまったらしい。

江戸時代は停電や断水の心配とは無縁だが灯りに火が必要なので、夜に灯りをつけると火災の危険性があった。
1752年にフランクリンが雷の実験、1776年に平賀源内がエレキテルの実験。明治維新派それから90年後であった。

地震から1週間たって通常の番組が戻りつつある。
テレビ局が番組を地震報道一色にしたことは昭和天皇崩御依頼で、しかもドラマやバラエティやアニメを見たい人は衛星放送やネット配信、DVDを観ればいい。ところが計画停電のせいでその衛星放送もネットもDVDも観られなくなる。
すると地震報道特番より計画停電のほうが問題ということになる。

また最近、紙の本がかさばるということで、本をスキャンしてパソコンに取り込み、紙の本を捨てる人がいて、本の電子化の流れを紹介する番組で取り上げられていた。しかし計画停電があるとパソコンは使えない。紙の本は昼間、読むことが、パソコンは無理である。
電子書籍もどういう充電をしているのかわからない。計画停電があると携帯電話は充電できないし、被災して携帯電話を持って逃げても充電用のコードや機械を家に忘れて、それが地震や津波で破壊または紛失した場合、避難先で携帯電話そ充電できない。

ITというのは穴だらけ、弱点だらけということになる。