GyaO!で配信している『新巨人の星II』の第15話と第16話では阪神の難波という選手が星に挑戦したようだが見逃した。
ロメオがどうなったかわからない。

『新巨人の星II』第17話「恐怖・死神ゴスマン」
『新巨人の星II』第18話「飛雄馬の恋」

ゴスマンの声はオズマと同じ小林清志のようだ。エンディングの声優表示で小林清志の名があったかも知れないが確認し忘れた。残念。
アニメ『新巨人の星』で登場したアニメオリジナルのキャラクター・喧嘩屋マックも小林清志の声だった。

ゴスマンは多摩川の川下で丸目(レスリングの選手だった)を倒し、背中に飛雄馬宛てのてがみ。
ゴスマンは日本語を知っていたようだ。

蜃気楼ボールは分身魔球だがゴスマンは両眼を綴じた死神打法を使った。
額に第3の目の絵が描かれてあった。
ゴスマンの打法はかつてオズマが大リーグボール1号に対してやったバット投げ。
バットは空中でボールに当たって折れ、折れたバットは飛雄馬を襲ったが飛雄馬はよけた。打球はゴスマンの額に当たった。これでこの回はお終い。

オズマも大リーグボール2号に対してこれを使えばよかった。

星飛雄馬は野球と関係ないインタビューを拒否。たまには野球以外の話もいいだろう。
咲坂洋子がDJをしていたラジオ番組に中学2年のリスナーが自殺を予告、咲坂洋子と星飛雄馬が鎌倉を探しまわって少年を見つけ、自殺を食い止めた。
携帯電話が普及していなかった時代(放送は1979年)を思い出させる描写が多い。

鎌倉の大佛が出たが、この話の舞台から10年ほど前、飛雄馬は鎌倉を訪れたことがある。1968年開幕戦で、星飛雄馬が速球を左門に打たれたあと、勝手に失踪し、鎌倉で座禅を組んでいた。
このとき、飛雄馬は失踪し、伴宙太も二軍宿舎で待っていた。

日高美奈が亡くなった1969年初春のときも飛雄馬は宮崎に残って失踪。
1970年初めも飛雄馬は大リーグボール2号を花形に打たれたあとに失踪。
それを考えると、飛雄馬もこの少年と同じくらい人騒がせでああった。

蜃気楼ボールは分身するが捕手が捕る寸前に1個になるらしい。
原作では蜃気楼の魔球は3つに見えたままで、捕手は下に影のある球を打った。アニメと原作で原理が異なるようだ。
アニメで丸目が蜃気楼ボールを打てるようになったのは、飛雄馬がボールを分身させたあとに捕手の手前で1個に戻るように改良したせいか?
丸目自身もその原理はわからない。

カギとなるのはソニックブームであった。

1979年のアニメと言えば『宇宙戦艦ヤマト』『銀河鉄道999』『機動戦士ガンダム』などと同時期で、アニメの『新巨人の星II』もだんだんSF的になっている。
前の『巨人の星』のBGMはどうも合わない。完全に昭和50年代(1975~1984)のアニメである。

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