2009年9月30日、現代中国建国60周年を記念する国慶節の前日、NHKの『クローズアップ現代』では中国を特集、国谷裕子氏が北京でレポートした。検索してみた。
Google 蘇寧電器 NHK
Y!Japan 2009年9月30日 クローズアップ現代
NHK クローズアップ現代 シリーズ 中国建国60年(1) 豊かさへの飛躍
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Y!Japan 2009年9月30日 クローズアップ現代
NHK クローズアップ現代 シリーズ 中国建国60年(1) 豊かさへの飛躍
国谷裕子氏が蘇寧電器の孫為民社長に「46歳(西暦2009年当時)でいらっしゃいますよね。1963年生まれ。ちょうど中国がまだ貧しくて、そのあと、物心ついたころには文化大革命という中国の経済の停滞というものが顕著に表れた時代で幼少期を過ごされた…」と言っていた。
何年生まれで何歳がそんなに重要だろうか。
青春時代に文革に遭遇したことを強調したかったらしい。
何年生まれで何歳がそんなに重要だろうか。
青春時代に文革に遭遇したことを強調したかったらしい。
ところで国谷氏は1957年2月3日生まれだから孫為民社長より6歳年上。
プロ野球で言うと原辰徳(1958~)と古田敦也(1965~)が7歳差で、この年齢差に近い。
石平氏は1962年生まれで、孫為民社長より1歳年上。
2009年8月末の『新報道2001』で石氏は「我々中国の40代は文化大革命によって教育を受ける機会を奪われた」と言っている。それで中国の親は子供にすさまじい英才教育(詰め込み教育)をしているらしい。
それで文革によって孔子も孟子も否定されたので、今の中国人は『論語』の教えを守っておらず、コピー商品も平気で作るそうだ。
文革は「毛澤東動乱」とでも呼んだほうがいいだろう。
2009年8月末の『新報道2001』で石氏は「我々中国の40代は文化大革命によって教育を受ける機会を奪われた」と言っている。それで中国の親は子供にすさまじい英才教育(詰め込み教育)をしているらしい。
それで文革によって孔子も孟子も否定されたので、今の中国人は『論語』の教えを守っておらず、コピー商品も平気で作るそうだ。
文革は「毛澤東動乱」とでも呼んだほうがいいだろう。
文革は1966年から1969年という説と1965年から10年間(1965年から1975年まで)という説と1966年から1978年までという説がある。
日本で言えば時期や内容ともに1960年の安保闘争、1970年前後の学園紛争に近い。
日本で言えば時期や内容ともに1960年の安保闘争、1970年前後の学園紛争に近い。
ここで1965年から1978年までを文革と考えてみる。
年齢の推移で考えると1962年生まれは3歳から16歳までが文革の時代。
1963年生まれだと2歳から15歳までが文革の時代。
年齢の推移で考えると1962年生まれは3歳から16歳までが文革の時代。
1963年生まれだと2歳から15歳までが文革の時代。
国谷氏が孫為民社長の生まれた年や年齢を強調するのは世代が近い(6歳差ではあるが)からではないだろうか。
国谷氏は1957年生まれなので、8歳から21歳までが文革の時代であった。小学校から大学までの学生時代に隣国で文革があったわけで、日中国交回復の1972年当時、15歳だったわけだ。
だから孫為民社長の世代に親近感を感じたのだろうか。
国谷氏は1957年生まれなので、8歳から21歳までが文革の時代であった。小学校から大学までの学生時代に隣国で文革があったわけで、日中国交回復の1972年当時、15歳だったわけだ。
だから孫為民社長の世代に親近感を感じたのだろうか。
孫為民社長は敢えて文革に触れず、1978年以降の改革開放が自分たちの世代にとって黄金時代だったと言う。
なお、『NHK大河ドラマ大全』の年表では、文化大革命は1966年に始まったことになっており、この年のNHK大河ドラマは第4作『源義経』(尾上菊之助主演)であった。