後楽園ゆうえんちは『巨人の星』『侍ジャイアンツ』のアニメでよく出てきた。
特に『侍ジャイアンツ』では美波理香が観覧車から球場を見降ろす場面があった。

危険な乗り物は多いが、残念なことに死者が出ないと世間では(特に乗り物を運営している会社等では)危険を認識しないようだ。どんなに危なくても死亡事故がないと、「今まで事故は起きていない」ということが免罪符とされる。事が起きてから「なぜ防げなかったのか」となるわけだ。

2月4日時事通信電子版によると、輸入元仕様書では手で確認することを義務付けていた。
しかし2月6日の毎日新聞電子版によると、運営会社の社員が警視庁の聴取に応じて語ったところでは、「手でバーを押して確認」することに対し、客から苦情があって、手で押す確認をやめたらしい。
客が下腹部をバーで押されることを嫌がった可能性があるようで、こうなると客の自己責任になる。

JR西日本の福知山線の事故も結局、1分や2分の遅れで怒る客がダイヤを過密にしたのだろう。
大衆が自分の責任を棚に上げて企業や政府のせいにするというのは昔も今も同じだ。

下腹部を押されるのが嫌な人はそもそもジェットコースターに乗らないほうがいい。