1965年から始まったNHK時代劇は2011年の3月、『隠密八百八町』で終了し、次は情報番組になるらしい。
NHK大河ドラマではたまに平安~鎌倉~室町初期、明治~昭和をやるくらいで、あとは戦国~江戸初期、元禄、幕末~明治維新に集中している。
江戸時代に関して、大河ドラマでは元禄と幕末が多い。享保の改革を扱った『八代将軍吉宗』は例外的である。
また、幕末の人物は文政末期か天保初めに生まれた場合が多いので、例えば『龍馬伝』の第1話では明治時代の岩崎弥太郎が江戸時代を回想したのち、龍馬の少年時代である天保年間に話が移り、それから黒船来航の直前に時代が移っている。
また、幕末の人物は文政末期か天保初めに生まれた場合が多いので、例えば『龍馬伝』の第1話では明治時代の岩崎弥太郎が江戸時代を回想したのち、龍馬の少年時代である天保年間に話が移り、それから黒船来航の直前に時代が移っている。
明治~昭和の近代は大河でもやったが、もっぱら朝の連続テレビ小説で扱っており、『おしん』『純情きらり』『ゲゲゲの女房』などの例がある。その他、なぜか大河でもテレビ小説でもない『坂の上の雲』もある。
江戸時代のうち、大坂夏の陣までは戦国~桃山時代を扱った大河ドラマの終盤で描かれる。
享保と幕末の間、田沼時代から文化・文政時代の前後などは、もっぱら大河以外のNHK時代劇(木曜、土曜など)で扱われていた。
『陽炎の辻』は田沼時代、『咲くやこの花』『浪花の華』は文政末期、『オトコマエ!』は天保時代を扱っている。
大河が「幕末」と「戦国~江戸初期」を往復する中で、他のNHK時代劇は民放の多くの時代劇と同様、田沼時代や化成年間、天保を描くことで時代設定でバランスを取っていた。
享保と幕末の間、田沼時代から文化・文政時代の前後などは、もっぱら大河以外のNHK時代劇(木曜、土曜など)で扱われていた。
『陽炎の辻』は田沼時代、『咲くやこの花』『浪花の華』は文政末期、『オトコマエ!』は天保時代を扱っている。
大河が「幕末」と「戦国~江戸初期」を往復する中で、他のNHK時代劇は民放の多くの時代劇と同様、田沼時代や化成年間、天保を描くことで時代設定でバランスを取っていた。
そのNHK時代劇がなくなると今度は、大河ではどういう時代を描くか。
『江』の次は『平清盛』らしい。平安時代を描くのは英断である。
しかしこうなった以上、大河でも家治(田沼時代)や家斉(天明~寛政~化成~天保)、家慶(天保~嘉永)の時代を扱ってもよさそうなものだ。
『江』の次は『平清盛』らしい。平安時代を描くのは英断である。
しかしこうなった以上、大河でも家治(田沼時代)や家斉(天明~寛政~化成~天保)、家慶(天保~嘉永)の時代を扱ってもよさそうなものだ。