GyaO!で『新巨人の星II』の第5話第6話を配信している。

 

 

アニメでは左門に打ちこまれた右腕投手・飛雄馬が勝手に失踪。門限破りではなかろうか。
原作『新巨人の星』の飛雄馬は長嶋巨人に復帰してからは勝手な失踪癖が治ったようではあるが、アニメでは例によって飛雄馬の傷心をオーバーに描いている。
左腕時代の大リーグボール3号完成前後と同様、アニメでは飛雄馬の余計な失踪シーンが追加されている。

 

 

 

アニメでは左門が飛雄馬の秘密を握り、王貞治が忠告するまでの過程で、牧場春彦はおろか花形、明子、一徹も登場しない。寿司屋とサチ子が重要な役割を果たしている。

 

 

 

アニメでは星飛雄馬が伴宙太と投球練習をしていたところで王貞治が現れた。
飛雄馬が投げたのは外角低めのストレート、内角高めのストレート、内角へ逃げるシュート、ど真ん中ストレート、内角低めのカーブで、王選手は飛雄馬がボールを投げた瞬間から全部言い当てた。
原作では飛雄馬はフォークボールも投げた。

 

 

 

アニメではセル画節約のために、投球や打撃の場面は同じシーンを繰り返すので、飛雄馬の投球フォームが変わるという設定でも外見上はそれほど変わらない。

 

 

 

第6話では伴宙太と丸目が格闘技で勝負。ここで伴が自分は野球をやる前には柔道をやっていたことを丸目に告げた。

 

 

 

『新巨人の星II』第9話「めざせ!大リーグボール」で星飛雄馬が左投手時代の大リーグボール3種類を回想し、そこでは3号で左腕の筋肉が切れたという本来の設定に戻っている。
丸目が巨人に入っているが、飛雄馬は二軍にいたままで大リーグボール右1号を考えていた。

 

 

 

花形の会社は相変わらず花形モータースで、自動車業界からは撤退していないようだ。すると原作で花形がキャデラックに乗っていたのは不思議だ。

 

 

 

 

 

 

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2011年1/11