2011年1月5日の夜、『歴史秘話ヒストリア』では戦国の3姉妹、茶々、初、江(ごう<ガウ)の話。
政略結婚の時代、江は3度も結婚させられたそうだが、今の世の中でも若い藝能人が何度も結婚と離婚を繰り返しており、別に大した変化はない。
『奇兵隊』では高杉晋作が長い間、愛人らしき女性と共に行動し、妻のもとに戻ったら病気で虫の息。妻は怒らず愛人らしい人の「夫が世話になりました」。
『巨人の星』で1969年キャンプ時に川上監督が星一徹に語ったところでは、川上哲治は熊本から状況したとき、単身赴任で、妻は長い間、熊本で農作業をして家を守り、それでも離婚はしなかったようで、1年後の1970年自主トレの時期には夫婦そろって欧洲旅行、そこに一徹から国際電話がかかってきた。
『巨人の星』で1969年キャンプ時に川上監督が星一徹に語ったところでは、川上哲治は熊本から状況したとき、単身赴任で、妻は長い間、熊本で農作業をして家を守り、それでも離婚はしなかったようで、1年後の1970年自主トレの時期には夫婦そろって欧洲旅行、そこに一徹から国際電話がかかってきた。
見合い結婚の時代のほうが夫婦生活は長続きし、恋愛結婚が自由になると有名人でも一般人でも離婚の繰り返し。「自由」などというものが果たして最善なのか疑問ではある。
└→『雷桜』は家斉の時代の話、では具体的にいつか【作品】
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お江の場合、3度目の結婚相手が徳川秀忠で、およそ30年連れ添い、千姫と竹千代(のちの家光)を産んだらしい。
大坂夏の陣で救出された千姫は家光の姉ということになる。
大坂夏の陣で救出された千姫は家光の姉ということになる。
この『歴史秘話』で織田信長と浅井長政の戦がどうして起こったか詳しくは述べていない。
これではNHKが『江~姫たちの戦国~』の直後に、昭和の戦争について『日本人はなぜ戦争へと向かったのか』という番組を流しても、「所詮は昭和の戦争が比較的“最近”だからだろう」ということになる。
これではNHKが『江~姫たちの戦国~』の直後に、昭和の戦争について『日本人はなぜ戦争へと向かったのか』という番組を流しても、「所詮は昭和の戦争が比較的“最近”だからだろう」ということになる。
この番組で紹介された3姉妹の歴史はそれだけで物語になっている。『江~姫たちの戦国~』では江姫が生まれて10年で20歳くらいになっていたり、家康の伊賀越えに同行したり、野武士らに捕えられて光秀に会いに行ったりと脚色が多く、それで肝腎の合戦(例えば秀吉と光秀の山崎の合戦)が省かれたりしている。
これでは自由気ままま戦国の姫たちの言動に気を取られて3姉妹の歴史の印象が薄くなってしまう。
これでは自由気ままま戦国の姫たちの言動に気を取られて3姉妹の歴史の印象が薄くなってしまう。
なお、浅井長政の子は3姉妹だけでなく、万福丸という男子もいたようだが、『江~姫たちの戦国~』ではまったく登場せず、この『歴史秘話』でも扱われていない。