独生子女政策は1978年から。
鄧小平(Deng Xiaoping)の改革開放路線と同時に始まったわけだ。

1988年で10歳、1998年で20歳、2008年で30歳である。

80年代に生まれた「80后」はほとんどが一人っ子政策の第一世代。
「小皇帝」が成長した人たちである。

日本では団塊ジュニアは1971年から1974年までに生まれた世代なので「80后」より5歳ほど年上だが、真性団塊ジュニアは1975年から79年に生まれた世代で、中国の一人っ子政策が始まった直後の世代と重なる。

先に富めばいいという鄧小平理論(邓小平的先富论)は「不管是白猫,黑猫,抓住老鼠就是好猫」「不管它是白色的,黑色的猫都没有关系,只要它能够抓住老鼠,就是好的猫」というもの。
これは比喩であり、本当の意味は「誰でも先に豊かになればいい(谁要能先富起来,就是好的)」ということだったようだ。


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2010年11月 [1] [2]