気の毒だがこれは親の監督責任の問題である。
もし企業側に責任があるとすると、なおさら親は企業が商品に注意書きを乗せていないと商品の危険性がわからないということで、親が恥をさらしていることになる。
実際、この事件で食べ物を飲み込むときの危険性は改めて世間によく知られたわけだし、企業も対策を採ったし、政府も法整備に動いている。
そうなると今後、遺族が訴訟を続けても余り意味はない。

起きてしまったことについて「どうすれば防げたか」などと考えるのは意味がない。それを考えたら親にも責任はあるのは当然。過去のことでなく「これからどう防ぐか」が問題。
もし遺族が勝訴してもそれは裁判官が遺族に同意しただけで、企業側は本心では責任を認めない場合もあるし、できるのはせいぜい賠償金を遺族に拂うだけ。

金をいくらもらってもそれで子供は戻ってこないし、その金を再發防止に使うべきなら遺族が企業から金を取るのでなく、初めから企業がその金を使えばいいことになる。

こんにゃくゼリーの類似の事故は22例あるようだが、それが他の食品の同様の事故より多いか少ないか、それが問題だ。