┌1970年(1)――ドラえもん常駐開始、伴宙太移籍
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『巨人の星』KC16巻、文庫9巻「真冬の特訓」
川監督はV5のご褒美で欧洲旅行中。パリ(Paris)にいたときに星一徹から国際電話で「花形の六甲山での雪玉打ち特訓」と「左門の九十九里浜での百目蝋燭と波頭を相手にした特訓」の情報を得た。
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『巨人の星』KC16巻、文庫9巻「真冬の特訓」
川監督はV5のご褒美で欧洲旅行中。パリ(Paris)にいたときに星一徹から国際電話で「花形の六甲山での雪玉打ち特訓」と「左門の九十九里浜での百目蝋燭と波頭を相手にした特訓」の情報を得た。
消える魔球の秘密が暴かれたと知った川上監督は妻に命じて巨人の球団事務所を呼び出させ、電話で「もし中日が5勝以上確実な投手と交換できるなら伴のトレードに応じていい」との意向をつたえた。ここで川上は相手に理由を伏せて「詳しくは帰国後話す」と述べていた。
オズマが言ったように、一徹が嘘をつくとは想えないが、川上は一応、球団関係者に「花形と左門の特訓の裏を取ってくれ。本当だったら伴のトレードに応ずる」と話すべきではなかったか。
オズマが言ったように、一徹が嘘をつくとは想えないが、川上は一応、球団関係者に「花形と左門の特訓の裏を取ってくれ。本当だったら伴のトレードに応ずる」と話すべきではなかったか。
「親友」の章で川上監督が飛雄馬に電話でつたえた「伴のトレードに応じぬ」という当初の意向は球団幹部の会議で決めたことだが、それを川上監督ひとりの判断で覆せたのか。
もっとも川上が電話で飛雄馬につたえたのは簡単な結論だけで、この決定は一徹が空港で言った(「伴のトレード」)ように、「消える魔球の秘密が秘密でなくなれば、伴を放出していい」という条件付きだった可能性もある。
└→「きのうの英雄きょうの敗者」
└→1970年(2)――消える魔球、打たれる
もっとも川上が電話で飛雄馬につたえたのは簡単な結論だけで、この決定は一徹が空港で言った(「伴のトレード」)ように、「消える魔球の秘密が秘密でなくなれば、伴を放出していい」という条件付きだった可能性もある。
└→「きのうの英雄きょうの敗者」
└→1970年(2)――消える魔球、打たれる