隕石の落下と火山の噴火が続いた。
イチの国の住民(犬と猫たち)はたくさんのロケットで避難。大統領としてイチが最後に残った。
ドラえもんとのび太がタイムマシンで現代に戻る前に、隕石落下の影響でドラえもんとのび太が2本ほどの木の下敷きに。イチが助けた。ドラえもんとのび太は現代に戻ったが、残ったイチが脱出できたか不明。

ドラえもんは遺跡から發掘されたのび太像にの足元にあった首輪から、イチたちが無事に脱出したと推測。

ドラえもんがパソコンで移住にふさわしい星を見つけ、すべてのロケットをそこへ誘導。
ドラえもんがこれをやった時代は2億5000万年前だが、ドラえもんが使った科学技術はおそらく2125年当時のもの。
『宇宙戦艦ヤマトIII』でヤマトが第2の地球探しに旅立ったのは(旅立つ予定なのは)『ヤマト2』と『完結編』の間とすれば2200年から2203年まで。
ドラえもんの時代はそれより80年前だが、ドラえもんの持っている科学技術を使えばヤマトが危険な旅に出る必要もないはず。

イチが最終的に脱出できたかどうかは、遺跡に化石があったかどうかでわかるはずだ。
原作でも映画でも遺跡からで他のは建物の跡のような人工建築物のみで、住んでいた生物の化石はなく、建物の入り口の大きさから身長(下注釋)が犬や猫程度と推定された。つまり住んでいた生物については建物から推定するしかなかったわけで、住民の化石は見つからず、今回のアニメでも遺跡のニュースでは化石に触れられていない。するとイチも宇宙に脱出した可能性がある。

次に2004年の『のび太のワンニャン時空伝』と2010年の「子犬イチの国」のキャラクターを比較。

のび太は8月7日生まれだから、2003年度で小5(2004年春で小5→小6)なら1992年生まれ、2004年度で小5(2004年春で小4→小5)なら1993年生まれ。1993年生まれの場合、2010年で17歳であるから2010年ののび太とは別人。
2004年春に小学校に入学したとしても1997年生まれで、2010年春には小学校を卒業しており、2010年春の時点で小学生ののび太とは別人となる。2010年度で小5ののび太は1999年生まれなので2004年の誕生日で5歳、2004年春の時点では4歳であった。

一方のイチは、映画では3億年前のぺル組みに地球を離れており、2010年のアニメでは2億5000万年前のペルム紀末期に地球で地球から脱出しようとしていたので、2010年のアニメのイチが地球を去って5000万年後に2010年のアニメのイチがタイムマシンで送り込まれたことになる。完全に別の犬である。

2010年、ドラえもんのような球体の手が実現したというニュース。


前後一覧
2010年10月 10/29

関連語句
イチの国 「イチ」 ワンニャン ドラえもん イチ [1] … [13]
のび太(古代編)


身長
この場合の身長は犬が直立したときの高さであろうか。四足の動物は体長で表現され、恐竜も体長で身体の大きさが表示されるが、怪獣は身長が表記されているので、『空想科学読本』で比較が面倒になっていた。


参照
地球誕生~古生代~中生代
2004年『映画ドラえもん のび太のワンニャン時空伝』フィルムコミック(小学館)
のら犬「イチ」の国(映画『のび太のワンニャン時空伝』)【地理】【作品】