2010年10月10日、GyaO!で『キテレツ』第31話「君こそスターだ!浦島亀太郎」が配信されている。

みよ子の本名は野々花みよ子。
キテレツは『浦島太郎』で演劇で亀の役をやらされることになったので浦島太郎の時代に行き、『浦島太郎』の主役を亀にしようとしたが、それはできなかった。

キテレツによると『浦島太郎』は室町時代の『御伽草子』にある話。

キテレツが浦島太郎の時代に行くのだが、それが室町時代で航時機の数字は1385、ただし前に紀元前を示すBCの2文字があるのがおかしい。航時機の設計図はキテレツ斎の考えだが、江戸時代の日本人であるキテレツ斎がアルファベットやアラビア数字の表示を考えたとは思えず、そこはキテレツ少年の考えであろう。するとこのBCは紀元善とは別の意味か、キテレツ少年の設計ミスではなかろうか。

時間移動中にキテレツがコロ助に語ったところでは、浦島太郎は丹後の国の水江(みづのえ>みずのえ)に住んでいたらしい。

キテレツは室町時代の浜辺でおとぎ話の作家らしい人物に出会った。近くで悪い子供たちが亀をいじめていた。その亀はトンガリそっくりの少年(名前はトン吉か)のペットであった。コロ助が亀の姿になって悪い子供たちを撃退。現場には太郎(漢字は推定)という釣竿を持った青年も通りかかった。その「トン吉」らしき少年がキテレツとコロ助を豪邸に招待。父の名は竜宮。下働きのおみよはみよちゃんそっくりなのだが、トン吉の妹「おと姫」はブタゴリラそっくり。
これが美女とされていたということは、美醜の基準など歴史とともに変化するということである。

キテレツは打ち出の小づちでコロ助を亀にしたり、鼠に化けてもとに戻ったりしたので、それを観た作家がキテレツたちからヒントを得て書いたのは『一寸法師』だった。

現代に戻るときの航時機の数字は1988でやはり前にBCがついている。他の話でBCについて説明があったのかも知れない。

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2010年10月 10/12