藩主は阿部下総守。劇中では病気だった。
この時期の藩主は3代目が阿部正武で1649年生まれ、1677から藩主で1704年没。1677年は大岡忠相が生まれた年だ。先代の阿部正能は1685年に没しており、光圀隠居の5年前。
この時期の藩主は3代目が阿部正武で1649年生まれ、1677から藩主で1704年没。1677年は大岡忠相が生まれた年だ。先代の阿部正能は1685年に没しており、光圀隠居の5年前。
光圀が隠居した1690年当時、藩主は数え年52歳。劇中では54歳以上か。
次の代の阿部正喬(~まさたか)は1672年生まれで、ドラマではこの正喬が天狗に化けていたわけだ。
正喬は1704年から1748年まで藩主。吉宗の紀伊藩主時代と将軍時代より少し長い。光圀存命の時代にはまだ藩主ではなかったわけだ。彼は光圀が隠居した1690年当時数え年19歳。
次の代の阿部正喬(~まさたか)は1672年生まれで、ドラマではこの正喬が天狗に化けていたわけだ。
正喬は1704年から1748年まで藩主。吉宗の紀伊藩主時代と将軍時代より少し長い。光圀存命の時代にはまだ藩主ではなかったわけだ。彼は光圀が隠居した1690年当時数え年19歳。
まるで「尾張一の大うつけ」と言われていたときの小田信長のように描かれていた。
阿部正喬を演じたのが若き日の中尾彬で、藩の女性の役で鮎川いづみも出ていた。
阿部正喬を演じたのが若き日の中尾彬で、藩の女性の役で鮎川いづみも出ていた。
劇中、藩主の妹(天狗に扮していた阿部正喬にとって叔母)が息子を世継ぎにしようとしており、藩主暗殺を試み、光圀が阻止。その妹はその場の乱闘で絶命。ここでは光圀が初めから身分を明かして藩主のもとを訪れており、敵の一派が光圀の正体を知った上で抵抗する珍しい展開だった。天狗に扮していた阿部正喬はこの場で正装で登場。
阿部正喬の話では、1年前に兄が死んで、それがこの話の悪人の一派によるものだったが、調べると阿部正喬は長男で兄がいたという情報は見当たらない。
また、劇中に出てきた阿部正喬の從弟らしい人物が誰かもよくわからない。架空のキャラクターであろうか。
阿部正喬の話では、1年前に兄が死んで、それがこの話の悪人の一派によるものだったが、調べると阿部正喬は長男で兄がいたという情報は見当たらない。
また、劇中に出てきた阿部正喬の從弟らしい人物が誰かもよくわからない。架空のキャラクターであろうか。
このときの藩主・正武は病気の設定だったが、実際は1704年没で、第4部の設定が1692年かその翌年とすると、その後10年近くも生きたことになる。
江戸に残っていたはずのお新が忍に現れ、弥七たちに加勢。光圀一行をつけている刺客たちを追ってきたらしい。
お新は結局、ここで江戸に戻ることとなり、ラストシーンで光圀は綱條に宛てたてがみをお新に預けた。
お新は結局、ここで江戸に戻ることとなり、ラストシーンで光圀は綱條に宛てたてがみをお新に預けた。