『水戸黄門』で弥七やお銀、お娟などが悪人の悪事の証据をつかむため、書類などを盗んでいるが、これは違法であろう。
時代劇ではスリが悪人から悪事の証据をする話がある。

『刑事コロンボ』の「権力の墓穴」では、コロンボの上司が殺人犯で、コロンボが公文書偽造に当たることをして上司の罪を突き止めた。テレビ放送のとき、水野晴郎が「証据の違法性が問われて、法廷で有罪にできないかも知れない」とコメントしていた。

時代劇の『水戸黄門』や『暴れん坊将軍』で描かれている世界は、あくまで合法的な手段が破綻したときの非常手段である。

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2010年9月 9/9