星明子年齢変遷(綜合)で星明子の生まれた年が1944年である可能性を考えたが、これはアニメ『巨人の星』第161話「飛雄馬の母」に相当するようだ。

昭和19年、つまり1944年、一徹が一軍に出られるようになったことを春江に報告すると、春江も自分が妊娠したと一徹に告げた。このときの子供が明子であろう。
スパイクを買ってきた一徹は出征した川上、沢村、吉原の分まで頑張る決意。そこに赤紙。

星明子が1944年または1945年に生まれたとすると、花形満は1958年で15歳なら1943年生まれ。少し年上だ。
花形が1967年で18歳なら1949年生まれで、明子より4歳か5歳年下。

星飛雄馬は1958年で10歳だとすると1948年生まれだから、明子より3歳か4歳年下。

1945年3月10日、東京大空襲のときに春江は赤ん坊を連れて逃げており、つまりこのとき明子は生まれていた。

戦後、画面に昭和21年(1946年)と出て、一徹が家に戻った。
春江が背負っていた赤ん坊は明子であろう。
星が川上から退団を言い渡され、ある日の夜10時に酔っ拂って帰宅したとき、明子は幼稚園児くらいに成長して本を読んでおり(小学校入学直後とも考えられる)、瓶の米を棒でつついてヌカ(糠)を取っている春江はもう一人、赤ん坊を背負っている。これが飛雄馬だろう。
春江が川上監督から知らせを受けたとき、飛雄馬は生まれていた。

原作第1話で星一徹の戦後の巨人在籍は昭和23年、1948年である。

巨人の星(再放送)[第161~162回]|飛雄馬の母&仕組まれた罠|テレビドラマに夢中!


星明子が1944年度(1944年春~1945年春)に生まれたとすると、小学校入学は1951年4月。
星飛雄馬の青雲高校入学をプロ入り基準で昭和42年=1967年(入学の場面では昭和41年=1966年)とすると飛雄馬は1951年度生まれ。
すると飛雄馬誕生の時、明子は6さいか7歳で、小学1年生だったことになる。
なお、星飛雄馬は1969年春(アニメでは3月公演)の宮崎キャンプの時点で17歳、もし高校中退していなければ高2で、同年シーズン開幕後、大リーグボール1号を復活させた時はアニメで「弱冠18歳の若武者」と呼ばれていた。
そうなると飛雄馬の同級生は1969年4月以降で高3、飛雄馬の18歳の誕生日は1969年4月2日以降であるから、飛雄馬の生年月日は1951年4月2日から1952年1月か2月くらいまで。


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