FIFAワールドカップ決勝トーナメント、イングランド×ドイツ戦で誤審、ビデオで判定くつがえらず、イングランド敗退。

 

当のウルグアイ人審判はビデオを観て、“Oh,my god”と叫んだとの報道も。

 

これなら日本の相撲のほうが近代的である。
ビデオで土俵(リング)の上からの映像も撮影され、行司(レフェリー)の判定に対して審判が物言い、判定がくつがえることもある。

 

相撲界は野球賭博問題で針のむしろだろうが、スポーツとしては近代的な実験をしている。
「国技」という慣習にしばられず、純粋なスポーツの一競技として割り切るべきではなかろうか。

 

さて、サッカーの母国はイギリスである。
しかし、誤審でイングランドが負けた。

 

喩えて言えば、柔道で日本が敗れ、しかも審判が相手に有利な誤審をしたようなものだ。
スポーツは原産国が常に強いとは限らない。
現に野球でも日本と韓国はアメリカの牙城を崩そうと懸命になっているではないか。

 

そうなると五輪で日本柔道が敗れるたびに、日本のマスコミが悲劇を強調するのも考え物だ。

 

そしてワールドカップや五輪ではビデオ判定で誤審を修正するくらいは、やってよさそうなものである。

 

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2010年6月 6/28