家光の時代
『江戸を斬る・梓右近隠密帳』
徳川家光(演:長谷川哲夫)
保科正之、梓右近(演:竹脇無我)

綱吉の時代
『水戸黄門』
徳川綱吉(演:長谷川哲夫、堤大二郎、中村繁之、風間トオルなど)
水戸光圀(東野英治郎、西村晃、佐野浅夫、石坂浩二、里見浩太朗)
水戸綱條(演:国広富之など)
紀伊光貞(演:平幹二朗など)
源六または新之介(演:茂山逸平、柳沢太介)→のちの吉宗

吉宗の時代(享保の改革)
『大岡越前』
徳川吉宗(演:山口崇)
大岡越前守忠相(演:加藤剛)
小石川養生所医師・榊原伊織(演:竹脇無我)
小石川養生所医師・新三郎(演:西郷輝彦)

家慶の時代(天保の改革)
『江戸を斬る』
徳川家慶(演:竹脇無我)
水戸斉昭(演:森繁久弥または久彌)
遠山景元(演:西郷輝彦、里見浩太朗)

 

 

家光→綱吉→吉宗→家慶、あるいは光圀→斉昭、源六または新之介→吉宗という流れで観るとつながりがよくわかる。

 

 

 

水戸光圀は水戸藩28万石の2代藩主になったのが1661年、権中納言となったのが隠居した直後の1690年。
1700年に光圀が没したあと、徳川吉宗は1705年に紀州徳川家の5代藩主に就任、1707年(宝暦4年)に権中納言になっている(陰暦12月18日なので陽暦では1708年1月であろう)。

 

 

 

TBSナショナル劇場では『大岡越前』と『水戸黄門』第28部、第38部でテレ朝の『暴れん坊将軍』をパロディーにしている。吉宗の市中徘徊は漫遊中の光圀と出会ったことによると思われるが、TBSナショナル劇場の時代劇全体を一つの番組、世界と考えると、『水戸黄門』における若い源六、新之助が将軍になった姿は『大岡越前』の吉宗ということになる。TBS版では大岡越前は吉宗の行動に頭を悩ませていたが、この原因は『水戸黄門』における水戸老公の漫遊にあったとも考えられる。

 

 

 

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2010年5月 5/11