「行政書士が示談交渉」という場面がドラマにあるかららしい。
それでは『水戸黄門』などは何なのか。
あれこそ完全な越権行為のはずだが。

クラブのママが辯護士を兼ねているという漫画もある。

大阪辯護士会は2009年7月30日にNHKドラマ『コンカツ・リカツ』にも抗議した前歴があるようで、行政書士が離婚問題のアドバイスをする場面が問題らしい。
完全に視聴者をバカにしている。

それにしてもDVD販賣まで自粛するよう求めるとは、焚書と同じであろう。
これでは『あぶない刑事』『スケバン刑事』など、問題ないのだろうか。

30年前の『ウルトラマン80』では、番組の初期、地球防衛隊の隊員が学校の教師も兼務していた。
こういうことは問題にならないのかね。
そういう抗議は『空想法律読本』のような本にして、エンターテインメントにして大衆に訴えればいいことだ。

アメリカの映画『デアデビル』も辯護士が主人公の作品だ。

梶原一騎のスポ根ものなど、主人公が高校生だったころから、命にかかわる危険な特訓が多い。あれでは体育系のクラブに入るのをためらう人も多かったのではないか。
自分はああいう作品を観て「これなら自分ができなくても恥ではない」と思ったものだ。

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2010年4/9