昭和は元年(西暦1926年)から64年(1989年)まで続いた。
しかし、1926年(大正15年)の12月25日に大正天皇が崩御、1989年(昭和64年)の1月7日に昭和天皇が崩御するまで実質、62年と2週間である。

 

昭和元年は1926年(大正15年)の12月25日からたったの1週間であった。
実質、昭和最初の1年は1927年(昭和2年)であるが、1926年を元年としたので、西暦との差が1925で計算がしやすくなった。

 

 

一方、昭和最後の年、昭和64年は1989年の1月7日まででやはり1週間のみ。
実質、昭和最後の1年は1988年(昭和63年)までであろう。
1989年が平成元年になったので、西暦と平成の差は1988である。
西暦2000年が平成12年なので、それ以降は西暦2000年代の端数と平成の差は12である。

 

 

もし、昭和天皇があと2年長生きして、1991年が平成元年になていたら、計算は楽になっていただろう。
また、もし昭和天皇が「終戦」の翌年、1946年に退位していたら、いわゆる「戦後××年」がそのまま新元号の年数になっていた。その意味では「昭和」が1946年以降も続いてよかったか疑問ではある。

 

 

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2010年4月 4/7